NTTデータは、実データを使って健康データを活用した商品やサービスの検討や検証ができる「Health Data Bank共創実証ラボ」を開設した。社員モニターの経年健診結果などを、利用企業の検証内容に対応したデータ形式で提供する。
NTTデータは2023年3月1日、実データを使って健康データを活用した商品やサービスの検討や検証ができる「Health Data Bank共創実証ラボ」を開設した。
同ラボは、同社が提供するクラウド型健康管理ソリューション「Health Data Bank」内に蓄積された同社の社員モニター約600人の経年健診結果や、スマートバンド「Fitbit」から得られる歩数、睡眠などのデータを、利用企業の検証内容に対応したデータ形式で提供する。
加えて、社員モニターが利用企業の商品、サービスなどを実際に利用した後のアンケートに回答したり、同社データサイエンティストによるデータ分析などの支援も行う。
同ラボを活用することで、実データを利用した商品、サービスの企画や評価ができ、よりリアリティーをもった検証が可能になる。同ラボには三井不動産や東京海上日動火災保険、明治、ダイエーなどの参加がすでに決まっている。
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