複雑なことばかりが解決策ではないのかもしれません。
ITS! 高度道路交通システム! 懐かしいなあ! 先日そんなことを心から思いました。パナソニック サイクルテックが自転車と自動車の車車間通信の実証実験を行う、という取材のときです。
私が大学を卒業して自動車を扱うメディアに就職した2013年は、ITS世界会議が東京で開催される年でした。東京モーターショーの開催年であり、自動車業界が力を入れて出展し始めたCEATECの開催時期がITS世界会議や東京モーターショーとも近いことから、浮足立ったような1年目でした。
ITS世界会議では、車車間/路車間/歩車間通信といったV2Xなどで企業の枠を超えて協力する重要性を多くの方にお話を伺いましたし、車車間通信のクルーズコントロールの体験で実験車両に同乗試乗する機会もありました。自動車技術ってすごいなあ、自動車が進化するとうれしいなあ、と思ったあの日から10年近くたってしまいました。
760MHz帯の車車間・路車間通信が始まる、トヨタが新型車への搭載を発表
トヨタの自動運転はプラチナバンドの車車間通信を活用、2010年代半ばに商品化
トヨタがホワイトスペースの有効活用に意欲、車車間通信が通信網に進化する
路面電車と自動車が700MHz帯の相互通信で衝突防止、マツダなどが実証実験Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
モビリティの記事ランキング
コーナーリンク