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» 2022年10月24日 09時00分 公開

金属3Dプリント金型と射出成形技術で中量生産ニーズに応える新サービスを展開3Dプリンタニュース

スワニーは、超精密部品製造に精通する岡谷精密工業と連携し、金属3Dプリンタで製造する金型「アディディブモールド」を開発。2022年11月から、高精度樹脂部品成形を短期間で実現できる金型製造/部品生産サービスの提供開始を開始する。

[八木沢篤MONOist]

 スワニーは2022年10月21日、岡谷精密工業と連携し、金属3Dプリンタを用いた金型製造/部品生産サービスの提供について発表した。

 3Dプリンタで製造した樹脂型を用いて試作/小ロット生産ニーズに応える「デジタルモールド」をはじめ、デジタルツールと生産技術を融合したソリューション提案を得意とするスワニーは、超精密部品製造に精通する岡谷精密工業と連携し、金属3Dプリンタで製造する金型「アディディブモールド」を開発。アディディブモールドを活用することで、高精度樹脂部品成形を短期間で実現できるという。

左上および手前中央にあるのが、金属3Dプリンタで製造した金型「アディティブモールド」 左上および手前中央にあるのが、金属3Dプリンタで製造した金型「アディティブモールド」[クリックで拡大] 出所:スワニー

 金属3Dプリンタで金型を製造するアディティブモールドは、これまでスワニーが展開してきたデジタルモールド(3Dプリンタ製の樹脂型)やアルミ簡易金型と比べて、金型の耐久性が高く、射出成形による中量生産(例:部品成形数で3万〜5万個)ニーズに応えることが可能だ。さらに、金型の製造に金属3Dプリンタを用いることで、従来の切削加工で製造する金型では難しかった複雑形状にも対応できる。

 加えて、費用や納期についても優位性を発揮する。金型製造の費用は鋼材製の量産金型と比較して2分の1程度に抑えられ、納期は約3分の1に短縮できるという(いずれも概算で、部品形状や成形材料などにより変動)。

アディティブモールドのロゴマークとイメージ アディティブモールドのロゴマークとイメージ[クリックで拡大] 出所:スワニー

 アディディブモールドによる金型製造/部品生産サービスの提供開始は2022年11月からを予定する。金型製作期間は10営業日となる。なお、金型製作費用は要問い合わせで、アディディブモールドと射出成形を用いた中量生産による成形部品の納期は数量などにより変動するとしている。

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