サイバーリーズンは、「Windows 10 IoT」に対応したIoTデバイス向けのサイバー攻撃対策プラットフォーム「Cybereason EDR」「Cybereason Endpoint Prevention」の提供を開始した。
サイバーリーズンは2022年10月5日、「Windows 10 IoT」に対応したIoT(モノのインターネット)デバイス向けのサイバー攻撃対策プラットフォーム「Cybereason EDR」「Cybereason Endpoint Prevention(EPP)」の提供開始を発表した。
「Cybereason」は、AI(人工知能)を活用したサイバー攻撃対策プラットフォームだ。同プラットフォームのセンサーに対応するOSは、これまでWindows、Mac、Linuxだったが、新たにWindows 10 IoTにも対応した。Windows 10 IoTを備えるPOSデバイスやタブレット、工場、デジタルサイネージ向け制御システム専用デバイスへのサイバー攻撃を阻止、あるいは検知して対応する。
Cybereason EDRでは、AIを用いた同社独自のエンジンがサイバー攻撃を分析、検知するとともに、攻撃の全体像を自動で相関解析して可視化する。管理サーバにクラウドを用いるため、顧客側でシステムを構築する必要はない。また、レポートや管理画面は日本語対応となっている。
Cybereason Endpoint Preventionは、シグネチャベースや機械学習により、既知や未知のマルウェアを防ぐ。併せて、ランサムウェアや悪意のあるPowerShellのファイルレスマルウェア、マクロを悪用した攻撃など、さまざまなタイプのマルウェアに対応できる専用の防御層を備える。
同社によると、国内の外食産業の顧客がWindows 10 IoTデバイスに搭載するEPP、EDRとしてCybereasonの採用を決定しているという。
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