業務効率化の道具箱(4)VirtualBoxでUbuntu環境を構築しよう山浦恒央の“くみこみ”な話(157)(2/4 ページ)

» 2022年09月27日 07時00分 公開
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4.Ubuntu環境を構築しよう

 今回は、VirtualBoxを使用してLinux(今回はUbuntu)環境を作成する方法を紹介します。手順がかなり長いので、焦らずゆっくり作成してください。環境構築の前提条件はリスト1にまとめました。

項目 詳細
ホストOS Windows 10
仮想化ツール VirtualBox 6.1
ゲストOS Ubuntu 22.04
リスト1 想定する動作環境

 それでは、始めましょう。

4.1 VirtualBoxのインストール

 VirtualBoxのWebサイトからVirtualBoxをダウンロードし、インストールを行います。

 ダウンロードしたexeファイルを起動し、インストールしてください。変更がなければ基本的に出てきた画面でNextを押していけばOKです。その後、VirtualBoxを起動すると、図2の画面が出ます。

図2 図2 VirtualBox起動画面[クリックで拡大]

4.2 Ubuntuのダウンロード

 UbuntuのWebサイトからUbuntuのisoファイルをダウンロードします。

4.3 Ubuntuの構築

 isoファイルをダウンロード後、VirtualBox上で環境を作成します。「仮想マシン」→「新規」を選択します(図3)。

図3 図3 VirtualBoxの画面の様子[クリックで拡大]

 仮想マシン作成画面が出てきたら、名前、マシンフォルダ、タイプ、バージョンを入れて、「次へ」を選択します(図4)。

図4 図4 仮想マシン作成画面[クリックで拡大]

 次は、任意のメモリサイズを決めます(図5)。筆者は、2GBとするため、2048と入力し、「次へ」を選択しました。

図5 図5 仮想マシン作成画面2[クリックで拡大]

 次の画面では、「仮想ハードディスクを作成する」にチェックを入れて、「作成」を選択します(図6)。

図6 図6 仮想マシン作成画面3[クリックで拡大]

 ハードディスクの作成画面が出たら、「VDI(VirtualBox Disk Image)」をチェックして、「作成」を選択し、「次へ」を選択します(図7)。

図7 図7 仮想ハードディスクの作成[クリックで拡大]

 物理ハードディスクにあるストレージを可変サイズにするか固定サイズにするか選択します。「可変サイズ」を選択し、「次へ」を選択します(図8)。

図8 図8 仮想ハードディスクの作成2[クリックで拡大]

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