ゼロボードは、温室効果ガス排出量算定、可視化サービス「zeroboard」に、製品やサービス別にGHG排出量を算定する機能を追加した。オフラインで支援していたCFP算定とサプライヤーからの一次データが、クラウドサービス上で連携可能になる。
ゼロボードは2022年7月4日、同社の温室効果ガス(GHG)排出量算定、可視化サービス「zeroboard」に、製品やサービス別にGHG排出量(CFP)を算定する機能を追加した。
zeroboardは、企業活動やそのサプライチェーン上で発生するGHG排出量を、国際基準のGHGプロトコルに基づいて算定、可視化するクラウドサービスだ。新たに追加した製品およびサービス別のGHG排出量算定機能により、これまで同社のコンサルタントがオフラインで支援していたCFP算定とサプライヤーからの一次データが、クラウドサービス上で連携できるようになる。
また、素材やエネルギー利用などから発生する排出量を、製品ごとの寄与度によって案分して計算する方法と、購入した原料や部品などの排出量を積み上げて算定する方法を、必要に応じて組み合わせて使用できる。
他に、主要各国の排出原単位のデータベースをインポートして利用できる機能や、CO2削減貢献量を管理する機能なども追加。非日本語ユーザーによる算定作業に対応するため、英語版も実装した。
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