2022年5月30日〜6月2日の期間で世界最大級の産業見本市「HANNOVER MESSE(ハノーバーメッセ)」が3年ぶりにリアルで開催されました。出展社は約2500団体/社で、前回リアル開催だった2019年の6500社に比べると3分の1程度となりましたが、来場者でまずまずにぎわっていたようです。MONOistでも、現地在住の永山記者に取材してもらっており、順次記事を公開しておりますので、ぜひこちらもチェックしていただければと思います。
さて、そのレポートの中で気になった記事の1つが、産業用ネットワーク5団体が、TSNによる共同適合性テストプランの開発を進めるというニュースです。
- 産業オートメーション用TSNの共通適合性テスト開発へ、CC-Link協会など5業界団体
CC-Link協会(CLPA)をはじめとした5つの業界団体は2022年5月30日、世界最大級の産業見本市「HANNOVER MESSE(ハノーバーメッセ)」で共同記者会見を行い、「IEEE/IEC 60802 TSN Profile for Industrial Automation」の共通適合性テストプランを共同開発すると発表した。
- TSNがなぜ産業用ネットワークで注目されているのか
産業用ネットワークで今大きな注目を集めているのが「TSN」という規格です。なぜTSNがここまで注目されているのでしょうか。本稿では前後編に分けて「なぜこれほど注目を集めだしたのか」「どのように使われることが期待をされているのか」について紹介していきます。
- TSNを構成する「時刻同期」と「時分割」とは
産業用ネットワークで今大きな注目を集めているのが「TSN」という規格です。本稿では前後編に分けて「TSN」とは何かについて紹介しています。後編ではTSNを構成する規格とその機能について紹介します。
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