「SOLIDWORKS認定プログラム」は、ダッソー・システムズ・ソリッドワークスが主催する認定技術者試験です。3D CADであるSOLIDWORKSの機能理解や操作の習得レベルを証明する資格になります。試験方法は、オンラインでの実技試験です。インターネットに接続できる環境とSOLIDWORKSが使えるPCがあれば、いつでも受験可能です。
試験レベルは、「CSWA(Certified SOLIDWORKS Associate)」⇒「CSWP(Certified SOLIDWORKS Professional)」⇒「CSWPA(Certified SOLIDWORKS Professional Advanced)」⇒「CSWE(Certified SOLIDWORKS Expert)」の順にレベルが上がっていきます。出題内容はさまざまですが、指示に従い3Dモデルを作成し、質量や重心、距離などを解答していきます。
資格取得までの勉強方法は、公式のトレーニングマニュアルを用いた勉強を基本とし、公式Webサイトからダウンロードできるサンプル試験問題で実力をチェックしながら進めていくとよいでしょう。
試験の詳細は、SOLIDWORKS認定プログラムの公式Webサイトを確認ください。
SOLIDWORKS認定プログラムはインターネットに接続して、いつでも受験できるため、自分のペースで取り組むことが可能です。実際に、筆者も仕事が少し落ち着いたタイミングなどを利用して受験しました。SOLIDWORKSユーザーにオススメの試験ですが、普段の業務で使用したことのない機能が試験に出ることもあるので、公式のトレーニングマニュアルを活用するとともに、公式コミュニティー「MySolidWorks」の内容も併せてチェックしておくとよいでしょう。
「オートデスク認定資格プログラム」は、オートデスクが主催する認定資格試験です。「AutoCAD」「Autodesk Revit Architecture」、Autodesk Fusion 360の3つのソフトウェアに関するユーザー試験があります。全国各地にある「オートデスク認定試験センター(ACC)」で受験可能です。問題文の指示に従いながら3Dモデルを作成し、体積や距離などを解答していきます。
具体的な勉強方法ですが、ACCで購入可能な認定試験対策本での学習の他、「オートデスク認定トレーニングセンター(ATC)」が提供する講習などの受講も効果的です。
試験の詳細は、オートデスク認定資格プログラムの公式Webサイトを確認ください。
筆者は、Autodesk Fusion 360のユーザー試験を受けたことがあります。試験問題の中には日本語が少し分かりづらいものもあるので、事前に認定試験対策本に取り組んだり、公式トレーニングを受けたりするなど、本番までに試験問題に慣れておいた方がよいでしょう。試験時間は75分間で、問題は全部で30問出題されます。1問2分程度で解く必要があるので、そういう意味でも、事前に試験問題に慣れておくことが重要です。
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