デンソークリエイトは、工数管理およびプロジェクト管理ツール「TimeTracker NX」のオプション機能「TimeTracker NX Sync」の提供を開始した。「Jira」「Redmine」と連携し、リアルタイムで情報共有できる。
デンソークリエイトは2022年3月30日、工数管理およびプロジェクト管理ツール「TimeTracker NX」のオプション機能「TimeTracker NX Sync」の提供を開始した。オープンソースのプロジェクト管理ツール「Jira」「Redmine」とデータ連携でき、チームや個人ごとに異なるプロジェクト管理ツールを使用するソフトウェア開発現場でも、情報をリアルタイムで共有可能になる。
TimeTracker NXは、工数を「見える化」することで現場の課題や問題点を明らかにし、業務コストや生産性の改善を支援するツール。機能の異なる「Professional Edition」「Standard Edition」を用意し、クラウドサービス、オンプレミス(年間または永続ライセンス)の形式で提供する。Professional Editionを100ライセンス(年間ライセンス)で購入する場合、1ライセンスあたりの価格は年間1万8480円(税込)だ。
最新版のTimeTracker NXでTimeTracker NX Syncを使用すると、JiraやRedmineのスプリントリリースと、TimeTracker NXの作業構造(WBS)のデータが自動的に同期する。連携するチケット(タスクや課題)のタイプやフィールド、データ同期の方向性なども柔軟に設定できる。
TimeTracker NX Syncは、ツール間の同期の設定を1ライセンスとして年間ライセンスで提供し、100ライセンス購入する場合、1ライセンスあたりの価格は年間3300円(税込)。いずれも5ライセンスから購入可能だ。
ソフトウェア開発現場では、複数のチームが個々の仕事のやり方に合ったツールを使うことが多い。TimeTracker NXとTimeTracker NX Syncを活用することで、従来のツールのまま、データの変換作業をすることなく、チーム間で正確な情報をリアルタイムで共有できる。
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