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» 2022年02月17日 14時00分 公開

ETロボコン2022は2年ぶりにリアル開催を予定、ラズパイ搭載の新走行体も登場ETロボコン(1/2 ページ)

ETロボコン実行委員会は2022年2月15日、組み込み開発エンジニアによるロボットのレース競技「ETロボコン2022」の競技説明会を開催した。2年ぶりのリアル大会開催を予定していることに加えて、「Raspberry Pi」を搭載した新走行体を採用するなど前大会からいくつかの変更点がある。

[池谷翼,MONOist]

 ETロボコン実行委員会は2022年2月15日、組み込み開発エンジニアによるロボットのレース競技「ETロボコン2022」の競技説明会を開催した。2年ぶりのリアル大会開催を予定していることに加えて、「Raspberry Pi」を搭載した新走行体を採用するなど前大会(「ETロボコン2021」)から幾つかの変更点がある。

ソフトウェア開発を重視したロボコン

 ETロボコンは、組み込みシステム開発関連企業で構成される組み込みシステム技術協会(JASA)が主催する大会である。2002年に第1回大会を開催して以来、毎年開催しており、ETロボコン2022は21回目の大会となる。企業や大学、高等専門学校など教育機関からの参加者も多い。

 大会としては、ソフトウェア開発を重視している点を大きな特色としている。同一規格のロボットを使って競技を行うことで、ロボットの走行や動作を制御するソフトウェア開発の技術力に焦点を当てて競い合う。競技種目の難易度別に「エントリークラス」「プライマリークラス」「アドバンストクラス」という3つのレベルが設けられており、自身の技術力に応じて最適なクラスで参加できる。大会を通じて、プログラミングやモデリングなどの技術スキルや、多人数での開発に必要なコミュニケーションスキルやマネジメントスキルなども学べる。

 ETロボコン2022の参加募集締め切りは2022年4月末を予定する。オンライン大会/地区大会/ブロック大会は同年9月〜10月、チャンピオンシップ大会は同年11月中旬を予定している。

大会のスケジュール予定[クリックして拡大] 出所:ETロボコン実行委員会

2年ぶりのリアル大会開催

 ETロボコン2022では、前大会からの大きな変更点が2つある。

 1つ目はリアル大会を実施する点だ。前大会までは新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、全クラスともに大会はオンラインのみの開催となった。このため、シミュレーター内で再現されたコース、走行体で競技を行っていた。今大会ではシミュレーターを用いた競技自体はエントリークラスにおいて残しつつ、実機を使ったリアル開催を検討しているという。COVID-19の感染状況次第では来場制限や無観客開催といった措置も視野に入れる。

2年ぶりのリアル大会開催[クリックして拡大] 出所:ETロボコン実行委員会
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