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» 2021年12月17日 14時00分 公開

有人店舗のAI無人店舗化を支援する、サイバーエージェントが新子会社設立スマートリテール

サイバーエージェントは2021年12月17日、小売業向けのAI技術を活用した無人店舗ソリューションを提供、開発する子会社CA無人店舗を同年11月19日に設立したことを発表した。

[池谷翼,MONOist]

 サイバーエージェントは2021年12月17日、小売業向けのAI(人工知能)技術を活用した無人店舗ソリューションを提供、開発する子会社CA無人店舗を同年11月19日に設立したことを発表した。

 CA無人店舗の所在地は東京都渋谷区で、代表取締役には内藤貴仁氏が就任した。資本金は資本準備金込みで2億円。事業内容は無人店舗ソリューションの提供と開発、販促支援としている。

 少子高齢化による労働力不足や新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受けて、小売業界ではオフィス内や病院、工場などのマイクロマーケットと呼ばれる小さな商圏での出店や、小型店舗の多店舗展開の必要性が高まっている。この中で注目されているのが無人店舗化の取り組みであり、既に国内外問わずさまざまな取り組みが行われている。

 こうした背景のもと、CA無人店舗は有人店舗の無人化や販売促進、広告事業立ち上げサポートまで一気通貫での無人店舗ソリューションの提供、開発を行っていく。店舗レイアウトのデザインから、AIカメラやサイネージ、重量センサー棚や無人決済レジなど無人店舗ソリューションの基盤システムの調達、設置、提供まで、ソフトウェア/ハードウェア両面から全てサポートする。

CA無人店舗の事業概要[クリックして拡大] 出所:サイバーエージェント

 店舗の売り上げデータや来店客の店舗内での購買行動データをもとに、効率的な店内レイアウトやデータにひも付いた需要、売り上げ予測、店舗に合った商品仕入れなど、販売促進、オペレーションをAIで最適化するサービスも提供する。また、店舗内に設置するサイネージを最大限活用することによって、サイバーエージェントが提供する店舗サイネージ広告配信プラットフォーム「ミライネージ」による広告運用の最適化などで販促効果の最大化を目指す。

 さらにバーチャルヒューマンやロボットを用いた「AI接客アルバイター」を提供し、店頭の問い合わせ対応や来店客への声掛けを行うサービスも提供する。来店客が手にとった商品の買い合わせを勧めることなどで、購入点数の向上による売り上げ増加に貢献するという。

AI接客アルバイターのイメージ[クリックして拡大] 出所:サイバーエージェント

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