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» 2021年11月16日 06時00分 公開

NTTドコモが自由に使える1万m2のテストコースとセルラーV2Xのシステムを提供自動運転技術

NTTドコモは2021年11月15日、ITS専用に割り当てや実用化が進む5.9GHz帯のセルラーV2X(モバイルネットワークによる車車間、路車間、歩車間通信)向けに、企業や団体に実証実験環境を提供すると発表した。

[齊藤由希,MONOist]

 NTTドコモは2021年11月15日、ITS専用に割り当てや実用化が進む5.9GHz帯のセルラーV2X(モバイルネットワークによる車車間、路車間、歩車間通信)向けに、企業や団体に実証実験環境を提供すると発表した。

 柏の葉キャンパス駅(千葉県柏市)周辺の公道エリアや市街地を模したテストコースを提供する。提供期間は2022年2月28日まで。また、ドコモはセルラーV2Xの電波伝搬特性や通信品質特性の検証や、セルラーV2X特性を生かした広域情報との連携サービスの実証実験にも取り組む。

 テストコースの面積は1万m2で、交差点や信号機、遮蔽物などを備えている。セルラーV2Xによって視界に入らない場所にある交差点や信号機などから情報を取得し、渋滞を避けたり、危険を回避したりする運転支援技術の検証が可能だ。実証実験環境を使用する企業は、実験内容を自由に決めることができる。さらに、柏の葉キャンパス駅周辺の3次元地図データや、5.9GHz帯に対応したV2V(Vehicle to Vehicle、車車間)、V2I(Vehicle to Infrastructure、路車間)、V2N(Vehicle to Network)のシステムも提供する。

NTTドコモが提供する実証実験環境[クリックで拡大] 出所:NTTドコモ

 この環境を活用して、サプライヤーや大学が参加した実証実験も行う。コンチネンタル・オートモーティブやヴァレオジャパン、名古屋大学、東京大学、同志社大学、日本信号、古河電気工業が参加し、ドコモは参加者の協力を得てセルラーV2Xの通信データを収集する。具体的には、車線変更や合流時のV2V、事故や障害物、渋滞の情報を配信するV2I、急な減速や車線変更を行った際に後続車両へ危険を伝えるV2Vを想定している。インフラ経由での緊急車両の情報提供や、車両の情報を歩行者や自転車に伝える仕組みについても検証する。

 これを基に、セルラーV2Xの実用化に向けて電波伝搬特性や通信品質特性などを検証する他、セルラーV2Xによる運転支援サービスについても検討する。

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