APPLE TREEは、SCANTECHが開発するハンディー型3Dスキャナー「IREAL 2E」と「IREAL 2S」の取り扱いを開始した。両製品ともに毎秒150万点のスキャンデータを取得でき、高精度でスピーディーな3Dスキャンを実現する。また、標準で24ビットカラーカメラを搭載しており、高解像度のカラーデータを取得できる。
APPLE TREEは2021年1月28日、中国の工業用3Dスキャナー製造・販売メーカーであるSCANTECHが開発するハンディー型3Dスキャナー「IREAL 2E」と「IREAL 2S」の取り扱いを開始したことを発表した。
スタンダードモデルのIREAL 2Eは、光源に赤外線VCSEL(垂直共振器面発光レーザー)を採用し、対象物を素早く正確に、テクスチャー情報を付加しながらスキャンできる。最大スキャン範囲が850×800mmで、解像度(点間隔)が0.2〜3mm、スキャン精度が0.1mmとなる。本体サイズは140×94×258mmで、重量が850g。
一方、ハイスペックモデルのIREAL 2Sは、赤外線VCSELとブルーライトの2つの光源を採用する。大型の対象物を高速にスキャンしたい場合は赤外線VCSELで、高品質で繊細なスキャニングが必要な場合はブルーライトで、といったように異なるシーンや用途に合わせて光源を使い分けて利用できるのが特長である。最大スキャン範囲は520×510mmで、解像度が0.5〜3mm(赤外線VCSEL)/0.2〜3mm(ブルーライト)、スキャン精度が0.15mm(赤外線VCSEL)/0.1mm(ブルーライト)となる。本体サイズはIREAL 2Eと同じ140×94×258mmで、重量は910gである。
両製品ともに毎秒150万点(最大スキャン速度)のスキャンデータを取得でき、高精度でスピーディーな3Dスキャンを実現する。また、標準で24ビットカラーカメラを搭載しており、高解像度のカラーデータを取得できる。
APPLE TREEは、SCANTECHの日本総代理店として両製品の取り扱いを開始する。販売価格(税別)は、IREAL 2Eが65万円で、IREAL 2Sが115万円となる。販売開始に併せて、「レンタル&スキャンサービス」を開始する他、東京と大阪のショールームでの展示も行うとしている。
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