パナソニックとソニーの“先祖返り”は奏功するのか製造マネジメント メルマガ 編集後記

なお、持ち株会社の方は「パナソニックホールディングス株式会社」と「ソニーグループ株式会社」になるそうです。

» 2020年11月24日 12時00分 公開
[朴尚洙MONOist]

 この記事は、2020年11月24日発行の「製造マネジメント メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。


パナソニックとソニーの“先祖返り”は奏功するのか

 ここ2週間での国内製造業関連の大きな話題と言えば、パナソニックの社長交代と持ち株会社制への移行でしょう。2012年6月から約8年同社のトップを担ってきた津賀一宏氏が退任し、新たに楠見雄規氏が就任します。楠見氏の年齢は、津賀氏の社長就任時と同じ55歳です。2011年度決算で巨額の最終赤字を計上して危機に陥っていた2012年ほどの状況ではないかもしれませんが、コロナ禍で先行きが見通せずデジタル化の加速も求められる中で、新しいトップにかじ取りを委ねることになりました。

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