Telexistenceが日本マイクロソフトと協業、小売業界向けに展開ロボット開発ニュース

Telexistenceは、日本マイクロソフトとの協業を発表した。小売業界向けにクラウドロボティクスサービスの提供を目指す。地理的制約を受けずに店舗での商品陳列や人材採用などの業務を可能とするサービスなどを開発する。

» 2020年05月19日 14時00分 公開
[MONOist]

 Telexistenceは2020年4月20日、日本マイクロソフトとの協業を発表した。小売業界向けにクラウドロボティクスサービスの提供を目指す。

 Telexistenceは「Microsoft Azure」を採用し、地理的制約を受けずに店舗での商品陳列や人材採用などの業務を可能とする、小売業界向けのクラウドロボティクスサービスを開発する。また、将来的に商品陳列業務と決済自動化技術を連携させる計画を明らかにしている。

 さらにTelexistenceは、日本マイクロソフトが有する小売、流通業者とのネットワークを活用し、実店舗のデジタル化や店舗間のネットワーク化などを支援する。

 一方でマイクロソフトは、Telexistenceの海外での事業展開を支援する。主に中国、アメリカ市場におけるマイクロソフトの法人顧客を紹介するほか、各地域でMicrosoft Azureを活用したソリューション開発に向けた連携を進める。

Telexistenceが開発している遠隔操作ロボットのシステム構成 Telexistenceが開発している遠隔操作ロボットのシステム構成 出典:Telexistence

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