今は難しいですが、方向性としては考えていかなければならないと考えます。
この記事は、2020年5月1日発行の「FA メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。
仕事柄、工場やモノづくりの未来像について取材する機会が多いのですが、ちょうど数カ月前に取材の中で「工場のモノづくりをリモート化できるのか」という話題の議論が盛り上がったことがありました。その場では「すごく先の話に思えるが、今の先進技術を取り入れれば、実は非常に近いタイミングで実現できる」という話に落ち着き「この先さらに面白くなりそうだ」と感じたのですが、まさかこんなに早いタイミングで求められるようになるとは思いませんでした。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響はいまだに大きく、収束までにはまだ多くの時間が必要に見えます。当初は2020年5月6日までとされてきた緊急事態宣言も1カ月程度延長される見込みが濃厚です。そして、「外出自粛」「自宅待機」が求められる中で、いまだに多くの人が出勤を余儀なくされているのが製造業だとされています。
(※)特集「新型コロナウイルス 製造業が直面する未曾有の試練」
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