3つの辺の長さから三角形の種類を判定するプログラムがある。以下のリスト1に示す問題文(仕様、プログラム)を読み、テスト項目を作成し、バグを検出せよ。また、バグが見つかった場合は、修正方法も考察せよ。
リスト1 問題文(三角形判定問題の仕様とプログラム)
本プログラムは、3辺の値から正三角形、二等辺三角形、不等辺三角形を判定するプログラムである。
コンソールから辺1、辺2、辺3の整数値をそれぞれ順番に入力する。
3辺の値が等しい場合、画面に「正三角形」と出力する。
3辺の値のうち、2辺が等しい場合は、画面に「2等辺三角形」と出力する。
3辺の値が全て異なる場合、画面に「不等辺三角形」と出力する。
三角形の判定をする場合は、以下を考慮すること。
入力する3つの辺は、整数型とすること。
机上デバッグで見つからない場合は、実機環境で確かめても良い。
実行するOSは、Windows7とする。
環境は、Visual Studio 2019コンソールアプリケーションか、Cygwin Gccを想定する。
下記に、入力値のデータ仕様書を示す。
型 | 変数名 | 説明 |
---|---|---|
int | side1 | 辺1(cm) |
int | side2 | 辺2(cm) |
int | side3 | 辺3(cm) |
表1 入力値のデータ仕様書 |
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