キャディが運営する製造業の受発注プラットフォーム「CADDi」が、切削加工品の受託生産サービスを開始した。板金加工品と切削加工品両方の図面をまとめて発注が可能で、調達における工数削減が期待できる。
キャディは2019年5月27日、同社が運営する製造業の受発注プラットフォーム「CADDi(キャディ)」が切削加工品の受託生産サービスを開始すると発表した。発注者は、板金加工品と切削加工品両方の図面をまとめて発注可能で、調達における工数削減が期待できる。
CADDiは、原価計算アルゴリズムにのっとった自動見積もりシステムにより、発注者と加工会社をマッチングする。これまで対応できる加工は板金加工のみだったが、今回新たに切削加工に対応。金属と樹脂の旋盤、フライス、マシニング、研削などの受託生産サービスを開始した。
切削加工品の発注依頼においては、図面データを基にCADDi独自の原価計算アルゴリズムに従って最短2時間で見積もりを回答する。なお、板金加工で、既に提供を開始している3D CADデータの自動見積もりについては、同サービス提供の対象外となる。
切削加工品における3D CADデータの自動見積もりを含めたサービスの提供開始については秋頃を予定している。
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