いすゞと日野が開発した国産初のハイブリッド連節バス、そのモノづくり力(後編)メイドインジャパンの現場力(25)(2/4 ページ)

» 2019年06月10日 11時00分 公開
[三島一孝MONOist]

人手の柔軟性を生かした生産ライン

 それでは、実際の製造工程を見ていこう。

前部、後部、側部、底部、天井部の結構

 バスの製造では、まず、前部、後部、側部、底部、天井部など6面体を構成するバスの各面をそれぞれ溶接などにより組み上げていく。これは通常のバスも連節バスも同様の作業となる。

photo 溶接などにより前部、後部、側部、底部、天井部を組み上げていく(クリックで拡大)出典:ジェイ・バス

組み上がった6面を組み立てバスの形を作る

 6面の各部が組み上がった後に、それぞれの面を組み合わせて直方体のバスの形に組み上げる。

photo それぞれの面を組み合わせて直方体のバスの形に組み上げる。(クリックで拡大)出典:ジェイ・バス

6つの面を結合する

 6面を組み立てた後、溶接により結合する。

photo 組み合わせた面を溶接で結合する(クリックで拡大)出典:ジェイ・バス

塗装ラインに運ぶ

 バスの形となった車体に、仮のタイヤをはかせて塗装ラインに運ぶ。

photo 組み立てた車体を塗装ラインに運ぶ(クリックで拡大)出典:ジェイ・バス

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