2019年2月10〜13日(現地時間)に米国テキサス州ダラスで「SOLIDWORKS World 2019」(SWW2019)が開催され、私自身も参加しました。
2019年2月10〜13日(現地時間)に米国テキサス州ダラスで「SOLIDWORKS World 2019」(SWW2019)が開催され、私自身も参加しました。
まずDay1(初日)から、2020年(来年)のイベントについての発表があったことに驚きました。
会期は2020年2月9〜12日で、テネシー州ナッシュビルが開催地となりますが、名称が「SOLIDWORKS World」ではなく、「3DEXPERIENCE World」に変わります。よって今回のカンファレンスが、「SOLIDWORKS WORLD」という名称としては、最後の開催となりました。
これまで、次回の開催地はDAY3(最終日)に発表されてきましたが、初日からの発表ということで、意気込みのようなものを感じざるをえませんでした。また「3DEXPERIENCE WORLD」という名称が示す意味というのも、3日間の会期を通して、徐々に理解しました。
SOLIDWORKSユーザーにも、また他のCADユーザーにも、なじみのある言葉とは言い切れないこの「3DEXPERIENCE」という言葉ですが、一体何なのでしょうか。
3DEXPERIENCEとは、ダッソー・システムズ(ダッソー)のソリューションからなるプラットフォームだと私は解釈しています。
これらの内容は、“ハイエンド”や“グローバル”という語句がイメージするように、大手企業の「PLM(Product Lifecycle Management:プロダクトライフサイクルマネジメント)」としてよく採用されるといったところです。
これらの導入は大規模なプロジェクトとなり、そのコストも大きなものとなります。私自身も「SIMULIA Abaqus」の導入を行いましたが、その導入コストも大きなものとなり、中小企業にとっては容易に導入できるものではないと思った一方で、その期待値は大きいものではありました。
ミッドレンジの3D CADであるSOLIDWORKSのユーザーとしても、そんな3DEXPERIENCEという語句を耳にすることが、ここ最近で明らかに増えてきました。しかし、その抽象的(象徴的)な語句を十分理解することは難しいと私自身は感じていました。
そのような中で発表されたイベント名変更の意味と、SOLIDWORKSの関わりというものが、今回のカンファレンスが進んでいく中で、明らかになっていきました。
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