クオリカは、現場で発生したデータをクラウド上で集約し、統計分析や各種業務アプリケーションと連携できるIoTプラットフォーム「Bellonica」を発売した。データを一元管理し、生産性向上などの課題解決に向けたデータ経営につなげる。
クオリカは2019年1月23日、現場で発生したデータをクラウド上で集約し、統計分析や各種業務アプリケーションと連携できるIoT(モノのインターネット)プラットフォーム「Bellonica(ベロニカ)」を発売した。現場ごとに管理していたデータを一元管理することで、生産性向上などの課題解決に向けたデータ経営が可能になる。
HTTP、UDP、JSON、CSVなど、IoT領域で汎用的に使用されるさまざまなプロトコルやフォーマットに対応し、各種IoTデバイスからデータを収集する「IoT Data Collector」、収集データを分析できる独自のBI(ビジネスインテリジェンス)ツールといったAPIなどを実装している。これらを組み合わせて使用することで、個別業務ごとのIoT化から全業務を統合したシステム構築までのアジャイル開発が可能になる。
また今後、同社が提供する情報収集端末や現場作業支援用ヘッドマウント型ウェアラブルデバイスなどの各種デバイス、生産管理システムなどの業務アプリケーションと順次連携させる。
同製品の提供にあたり、同社はチェコのBellaDatiとパートナーシップ契約を締結。自動車のコネクテッドソリューションなど、BellaDatiが世界中で提供しているIoTソリューションについても、同社が販売パートナーとして展開していく予定だ。
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