転職サイト「ミドルの転職」が「転職活動期間」についての調査結果を発表。転職活動期間として最も多かった回答は「半年程度」だった。また、活動が長引いた際の対策として、回答者の70%が「これまでの転職活動の分析」を挙げた。
エン・ジャパンが運営する転職サイト「ミドルの転職」は2018年12月17日、「転職活動期間」についてのアンケート調査結果を発表した。
同調査は、同サイトを利用する35歳以上の転職経験者を対象とし、そのうち1308人から回答を得た。
まず、実際の転職活動にかかった期間を尋ねたところ、全体で最も多かったのが「半年程度」(31%)だった。次が「3カ月程度」(27%)、「1〜2カ月程度」(17%)で、「1カ月以内」(8%)も含めると、転職活動期間が半年以内との回答が83%を占めた。
これを年代別に見ると、「3カ月程度」「1〜2カ月程度」と短い活動期間を挙げた割合は、年代が下がるにつれて高くなっていた。例えば「3カ月程度」は、50代が24%、40代が27%、30代が35%となっている。
次に、転職活動が長引いた場合に有効だと思う対策を尋ねた。その結果、全体で最も多かったのは「これまでの転職活動を分析する」(70%)だった。続いて、「応募書類を見直す」(57%)、「希望条件を考え直す、優先度をつける」(50%)となった。
年代別に見ると、年代が上がるほど増加していたのは「応募書類を見直す」(30代:44%、40代:58%、50代:60%)、「複数の企業の選考を同時に進める」(30代:37%、40代:42%、50代:48%)だった。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.