イリスは、BigRepが学生F1レース用の車体を大型3Dプリンタ「BigRep ONE」で製造することに成功したことを受け、日本の学生フォーミュラに参加する大学や提携会社へのBigRep ONEの支援・販売を強化する。
イリスは2018年10月10日、同社が日本総代理店を務めるBigRepが、学生F1レース用の車体を大型3Dプリンタ「BigRep ONE」で製造することに成功したと発表した。これを受け、日本の学生フォーミュラに参加する大学や提携会社への支援・販売を強化する。販売価格は約1000万円となる。
BigRep ONEの造形サイズは1m3を超えるため、これまで不可能だった原寸大の大型部品のプロトタイプが作成可能だ。金型なしで実物大の製品をプリントできる他、時間の短縮や大幅なコスト削減ができる。
仕様変更したものを短期間で作成でき、F1レースなどの車体製造に向いている。また、ヨーロッパでは自動車以外にも建築、医療、デザイン、家具、自転車などのプリンタ活用事例もある。
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