エクストリーム-Dは、伊藤忠テクノソリューションズと協業し、クラウド環境でCAE解析ソリューションを提供する取り組みを推進すると発表した。
エクストリーム-Dは2018年6月11日、伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)と協業し、クラウド環境でCAE解析ソリューションを提供する取り組みを推進すると発表した。
CTCは、自社が取り扱うCAE解析ソリューションをさまざまなクラウド環境で提供する取り組みを進めている。同社は、この取り組みの一環として、エクストリーム-Dが開発・販売するクラウドスパコン構築無人化サービス「XTREME-DNA」を、クラウド上でHPC (高性能コンピューティング)環境を提供するインフラストラクチャとして採用した。
XTREME-DNAは、パブリッククラウド上にHPC環境を短時間で構築し、アプリケーションの最適化や運用を自動化するサービスだ。エクストリーム-Dは、XTREME-DNAにCTCが開発した超音波解析シミュレーター「ComWAVE」を採用した分散並列環境テンプレートの提供を開始。これによりユーザーは、Microsoftのクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」上で、最新のGPUを使用したComWAVEの実行環境を利用できる。
今後は、自動車メーカーなどの製造業、重工業などを対象に拡販を行い、企業における解析業務を支援するとしている。
100以上の解析ソフトを利用できるHPCサービス提供へ
今一番ホットなIoT活用サービスはトイレ!?
メンターが「1D-3D熱流体解析」を提案、システムレベル解析の精度と速度を両立
日立建機、3次元CAD用ワークステーションの仮想デスクトップ環境を導入
商品購入前のイメージを3Dで可視化できる、ビジュアライゼーションを発売Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
メカ設計の記事ランキング