ドローン向けレーダーセンサー搭載の衝突回避システムを共同開発ドローン

ソシオネクストは、米国のAurora Flight Sciencesと共同で、民生用ドローン向けレーダーセンサー搭載の衝突回避システムを開発、提供する。飛行経路上の障害物との衝突を回避するコントロールモジュールを開発する予定だ。

» 2018年02月20日 10時00分 公開
[MONOist]

 ソシオネクストは2018年1月31日、米国のAurora Flight Sciencesと共同で、民生用ドローン向けレーダーセンサー搭載の衝突回避システムを開発、提供することを発表した。

 両社はワンチップ24GHzレーダーセンサー、及び距離測定ソフトウェアが搭載されたレーダーフライトコントロールモジュール(RFCM)を共同開発する。RFCMは、周囲の環境に素早く反応したり、複数の物体を同時に認識したり、またオープンスペースで物体を認識したりできる。また、対象となる物体との距離や速度を測定でき、これらにより飛行経路上の障害物との衝突を回避できるようになる。

 シンプルなインタフェース形式でドローンのフライトコントローラーに距離や警告、停止などの信号を送るため、さまざまなドローンに適用可能だ。

photo レーダーフライトコントロールモジュール(クリックで拡大) 出典:ソシオネクスト

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