ホンダは、「シビック」シリーズの3タイプ「ハッチバック」「セダン」「TYPE R(タイプR)」の新モデルを2017年9月29日から日本で発売する。Cセグメントでトップクラスの「操る喜び」を提供することを目指し、さまざまなシーンでの運動性能を高次元で実現するプラットフォームを新開発した。
ホンダは2017年7月27日、「シビック」シリーズの3タイプ「ハッチバック」「セダン」「TYPE R(タイプR)」の新モデルを同年9月29日から日本で発売すると発表した。
Cセグメントでトップクラスの「操る喜び」を提供することを目指し、さまざまなシーンでの運動性能を高次元で実現するプラットフォームを新開発した。開発当初からタイプRの運動性能を前提としたプラットフォームで、セダンとハッチバックも「走りの資質を享受」(ホンダ)する。
月間販売計画台数はシリーズ合計で2000台。税込み希望小売価格はハッチバックが280万円、セダンが265万円、タイプRが450万円となる。
ハッチバックとセダンは、新開発プラットフォームの高剛性かつ軽量な低重心・低慣性ボディーにより、優れた空力特性を実現した。高速域での安定性や静粛性を向上している。パワートレインは新型シビック専用にチューニングを施した排気量1.5l(リットル)のVTEC TURBOエンジンとCVTを組み合わせる。ターボラグを感じさせないリニアな加速感としている。
また、シャシーはマクファーソン・ストラット式フロントサスペンション、マルチリンク式リアサスペンション、デュアルピニオン可変ギアレシオの電動パワーステアリングを採用することにより、俊敏なハンドリングと高速走行時の安定性を高次元で両立させた。
ハッチバックは、排気流量を増加させるセンターエキゾーストシステムを採用するとともに、プレミアムガソリン仕様とすることで、セダンよりも高出力・高トルクの設定となっている。さらに、ハッチバックは6速MTも選択可能で、よりスポーティーな走りを楽しめるようにした。
ハッチバックとセダンの室内空間は「Cセグメントでトップクラスのゆとり」(ホンダ)を確保。大開口かつ大容量な荷室とし、使いやすさも追求した。安全運転支援システム「ホンダセンシング」は標準装備となっている。
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