タブレットを活用して空調設備点検を効率化するクラウド型ソリューション製造IT導入事例

富士通マーケティングは、タブレットを利用して点検情報を管理するクラウド型ソリューション「FUJITSU Enterprise Application AZCLOUD SaaS teraSpection」を、ダイキンエアテクノが導入したと発表した。

» 2016年07月27日 09時00分 公開
[MONOist]

 富士通マーケティングは2016年7月13日、タブレットを利用して点検情報を管理する同社のクラウド型ソリューション「FUJITSU Enterprise Application AZCLOUD SaaS teraSpection」(AZCLOUD SaaS teraSpection)を、空調設備点検などのサービスを提供するダイキンエアテクノが導入したと発表した。

 フロン排出抑制法により、業務用空調機器において簡易・定期点検が義務づけられた。ダイキンエアテクノでは、今後空調設備点検が増加するとの予想から、点検/保守業務の効率化が必要と考えていた。そのためのICT活用を検討した結果、AZCLOUD SaaS teraSpectionの導入を決定。2015年10月から運用している。

 ダイキンエアテクノでは、AZCLOUD SaaS teraSpection導入によって、空調の室内機のような同型で複数存在する設備であっても、点検情報などをマップ上の位置にひもづけて共有できるため、点検作業の効率や品質が向上した。また、点検結果を現場に居ながらタブレットで入力できるため、報告書作成などの事務作業についても効率化が進んだという。

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