オムロンではスマート工場の実現において、クラウドなどの上位層のネットワークに対し、工場の現場に近い領域を重点領域として取り組んでいく方針を示している。現在スマート工場化の流れの中で、現場情報の獲得と処理について、さまざまな議論が巻き起こっているところだが、従来ネットワークにつながっていなかった汎用センサーやスイッチ類の領域をIO-Link化することで、スマート工場の実現に近づけていく方針である。
オムロンでは「今後数年間で加速度的に対応製品を増やしていく」としており、「2020年には既存センサーの半分をIO-Link化することを目標に取り組んでいく」としている。
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