インダストリー4.0ではセキュリティをテーマとした作業部会「Security of Networked Systems」もあり、現在も活動を続けている。活動のテーマとしては以下の5点を挙げている。
これらのセキュリティに必要な技術や知識を明確化することで、インダストリー4.0によるデータ連携の危険性を低減することを目指している。
既にインダストリー4.0では、200以上のユースケースが紹介されている。その内の35%がインダストリー4.0の実装に貢献する技術で、20%がHMI(ヒューマンマシンインタフェース)、15%がビッグデータやクラウド関連技術の活用によるものだという。
ザーレック氏は「将来的には工作機械や産業用ロボットが、スマートフォンのApp Storeのようなマーケットプレースから情報を入手して使うというような世界が訪れるかもしれない」と述べている。
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