メニューバーで「部品」→「メッシュから形状を作成」を選択するか、ツールバーからアイコンをクリックすると、図6に示すトレランス設定ダイアログが現れます。
ポリゴンの辺同士は完全に重なり合わずにすき間があるものがあります。トレランスとは、設定した値以下のすき間は強制的に縫い合わせる際の許容値です。ここでは、デフォルトの0.10のまま「OK」ボタンをクリックします。
縫い合わせ作業が始まり、完了すると、図7に示すように閉じた多様体(図ではKochCurve001)がモデルタブに追加されます。
前述のように、ポリゴンが多いと、この工程に時間がかかり、極端な場合、延々と待ち続けることになります。最初は、ポリゴンの少ないデータで試してみて、ポリゴン数の大きなデータであれば夜間に行わせるなどしてください。
次に、閉じた多様体をソリッド化します。メニューバーで「部品」→「シェイプビルダー」と選択するか、ツールバーで以下のアイコンをクリックすると、コンボビューのタスクタブに、図8に示すシェイプ作成ダイアログが現れます。
ダイアログで「シェルからソリッドへ」を選択し、一度モデルタブに戻って、閉じた多様体(KochCurve001)を選択します(図9参照)。
再度、タスクタブに戻り、シェイプ作成ダイアログの「作成」ボタンをクリックすると、図10に示すように、ソリッド化されたデータがモデルタブに追加されます。
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