「設計の上流から製造まで」ニュートンワークスとESIがCAEで業務提携CAEニュース

ニュートンワークスと日本イーエスアイがCAE関連ツールにおける業務提携を発表。「上流から製品化まで」の開発を支援する体制を整える。

» 2016年01月27日 15時30分 公開
[西坂真人MONOist]

 ニュートンワークスと日本イーエスアイは2016年1月26日、両社のCAE関連ツールにおける業務提携を発表した。

 両社では、ニュートンワークスが1DCAEを中心にした開発上流でのCAE適用、日本イーエスアイが性能設計領域や製造工程領域での3DCAEと、製品開発の上流から製品化までの全プロセスでのCAEの適用を実現するツール群を展開している。今回の提携は、これらツール群の連携をフルサポートするために戦略的なアライアンスを結ぶもの。両社が培ってきたCAE技術の連携を図ることによってユーザーのシステム全体の開発支援体制を整備して行くことができると判断し、提携に至ったという。

 具体的には、両社が個別に進めてきたCAE技術を、相互に連携できる環境を確認しながら提供するとし、構造・振動・音響・流体・電磁場のマルチドメインでの「上流から製品化まで」の開発を支援する体制を整える。第1弾として、ニュートンワークスが提供するマルチドメイン物理モデリングソフト「SimulationX」と日本イーエスアイの振動・音響解析ソフト「VA One」との連携を強化していくという。

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