食わず嫌いを直そう、朝顔の観察日記とデータ収集(その6)山浦恒央の“くみこみ”な話(78)(4/4 ページ)

» 2015年10月16日 07時00分 公開
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4. 終わりに

 今回は、分析者がデータ分析する前段階のデータ収集において、認識すべき4つの事項を解説しました。データ分析の前に、「収集したデータの精度は十分に高いか」という部分にも着目すると良い結果につながると思います。「朝顔の観察日記」を書いた初心に戻りましょう。

【 筆者紹介 】
山浦 恒央(やまうら つねお)

東海大学 大学院 組込み技術研究科 准教授(工学博士)


1977年、日立ソフトウェアエンジニアリングに入社、2006年より、東海大学情報理工学部ソフトウェア開発工学科助教授、2007年より、同大学大学院組込み技術研究科助教授、現在に至る。

主な著書・訳書は、「Advances in Computers」 (Academic Press社、共著)、「ピープルウエア 第2版」「ソフトウェアテスト技法」「実践的プログラムテスト入門」「デスマーチ 第2版」「ソフトウエア開発プロフェッショナル」(以上、日経BP社、共訳)、「ソフトウエア開発 55の真実と10のウソ」「初めて学ぶソフトウエアメトリクス」(以上、日経BP社、翻訳)。


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