未来の工場の姿は“動物園”なのか?
ドイツ・ハノーバーで開催された製造技術展「ハノーバーメッセ2015」に出張に行ってきました。「インダストリー4.0」をはじめとし、製造技術の将来像が数多く出展され、知的好奇心を多いに刺激されてきたわけですが、別の意味で感心したのが、ドイツ企業の“技術の見せ方”の上手さです。
製造装置や製造技術の展示会は、どうしても装置が並ぶだけとなり、実演デモも製造物が吐き出されてくるだけというようなことになりがちです。しかし、ハノーバーメッセでは技術をうまく切り出し、直感的に本質的な価値を訴えられるようにしていました。象徴的だったのが、生物の動きを模したロボットたちです(関連記事:なんだコイツら、動くぞ! 生物型ロボット最前線)。
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