東芝はSDHCメモリーカードに「世界で初めて」NFC機能を搭載、2015年2月より販売を開始する。スマホをかざすだけでカードの空き容量やサムネイルをチェックできる。
東芝セミコンダクター&ストレージ社は2015年1月6日、SDHCメモリーカードに「世界で初めて」(同社)NFC機能を搭載、同年2月より販売を開始すると発表した。
NFCのかざすだけでデータのやりとりが可能という特性を生かし、専用アプリ「Memory Card Preview」をインストールしたAndroid端末(OSバージョンは4.0〜4.4に対応)をカードにかざすだけで、カードの空き容量や記録されている写真のサムネイルなどが確認できる「プレビュー」機能を備える。
製品は容量別(8Gバイト「THNNF008GDA-B」、16Gバイト「THNNF0016GDA-B」、32Gバイト「THNNF032GDA-B」)の3種類を用意し、スピードクラスはUHSスピードクラスがUHS Speed Class 1、SDスピードクラスがClass 10。NFCはNFC Forum Type 3 Tag準拠となる。実売想定価格は、8Gバイト版が2000円台半ば、16Gバイト版が3000円台半ば、32Gバイト版が6000円台半ば。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.