トヨタが駐車時の自動ブレーキを誤操作以外でも実現、超音波センサーを大幅改良安全システム(2/3 ページ)

» 2014年11月21日 18時00分 公開
[朴尚洙,MONOist]

第2世代になった「IPA」は名称も「IPA2」に

 IPAは、車両前後の左右側方を検知する超音波センサーとバックモニター用カメラの映像を使って、縦列駐車や車庫入れの際のステアリング操作をアシストするシステムだ。

 今回の機能強化では、ICSと連携した自動ブレーキによる「衝突回避/被害軽減支援機能」の他、複数回の前後移動が必要な狭い駐車環境において、自動でステアリング操作を行う「切り返し支援機能」、前後が狭い縦列駐車空間からの出庫を半自動で行う「縦列駐車時の出庫支援機能」が追加された。第2世代となったことで、名称も「IPA2」になった。

 なお、超音波センサーの搭載数は、ICSで8個、IPA2で4個、合計12個となる。

photo 「IPA2」の動作イメージ(クリックで拡大) 出典:トヨタ自動車

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