クラウドソーシングサービスを提供するクラウドワークスが、AOKIホールディングスとの業務提携を発表。商品のプロダクトデザインや製造、プロモーションなどにおいてクラウドソーシングを活用していくという。
クラウドソーシングサービスを提供するクラウドワークスは2014年10月1日、AOKIホールディングスとの業務提携を発表した。今後、AOKIホールディングスのグループ会社である、AOKI、アニヴェルセル、ヴァリックの3社とクラウドワークスは、共同で事業展開におけるクラウドソーシングの活用を推進する。
クラウドワークスは2014年6月に製造・建築業を対象としたクラウドソーシングサービス「メイカーズワークス」を開設した(関連記事:クラウドソーシングでモノづくり支援、「メイカーズワークス」が登場)。今後、クラウドワークスとAOKIグループの3社は、メイカーズワークスを通じて商品のプロダクトデザインや製造、プロモーションなどにおいてクラウドソーシングを活用するという。また、キャンペーン用のアプリケーションの開発などにもクラウドソーシングを利用するとしている。
今回提携を発表したAOKIグループの3社は、2014年8月からクラウドワークスと共同で、商品のネーミングや企業スローガンの募集、消費者調査などにおいてクラウドソーシングの試験運用を行っていた。今回の事業提携によって、クラウドソーシングの活用をさらに推進していく狙いだ。
AOKIグループは事業展開におけるクラウドソーシングの採用理由について、既存事業の人材リソースを減らすことなく効率的に新規事業を展開するために導入を決めたとしている。また、クラウドソーシングを通じて社外からのアイデアや人材を取り入れることで、オープンイノベーションを推進していくという。
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