オライリー・ジャパンは、2014年11月23〜24日の2日間、東京ビッグサイトにおいてMakerムーブメントの祭典「Maker Faire Tokyo 2014」を開催すると発表し、出展者および協賛企業の募集を開始した。
オライリー・ジャパンは、2014年11月23〜24日の2日間、東京ビッグサイトにおいてMakerムーブメントの祭典「Maker Faire Tokyo 2014」を開催すると発表し、同年8月1日より出展者および協賛企業の募集を開始した。
日本科学未来館とタイム24ビルで行われた前回の「Maker Faire Tokyo 2013」では出展者250組、来場者9200人を記録。出展者および来場者から会場拡大を希望する声が上げられており、今回、東京ビッグサイトでの開催を決定したという。Maker Faire Tokyo 2014での出展者は、約350組を見込む。また、協賛募集においては、日本でも注目が集まりつつあるハードウェアスタートアップ企業の支援を目的に「Startup Sponsor」の協賛枠も用意している。
Makerムーブメントの勢いは全世界的に高まりつつあり、2013年に行われたMaker Faire/Mini Maker Faireの開催地は100箇所以上にもなり、合計約50万人が参加したという。さらに、2014年6月には米ワシントンD.C.にあるホワイトハウスで「White House Maker Faire」も開催されるなど盛り上がりをみせる。
3Dプリンタ、レーザーカッターなどを活用したパーソナルファブリケーションの普及や、自ら製作した作品の情報(動画、製作法、回路図、ソフトウェアなど)をSNSなどを通じて公開することが一般的になるにつれて、個人の製作する作品が、以前よりも複雑で高性能なものになっており、イノベーションの誕生が大いに期待されている。同イベントは、テクノロジーを自由な発想で使いこなすMakerとの交流の場であると同時に、独創的かつ刺激的な作品の発表の場でもあり、モノづくりの未来を感じることができる貴重な機会になるという。
Maker Faire Tokyo 2014の開場時間は、初日が12〜19時、2日目が10〜18時を予定する。入場料(予定)は、前売の場合が大人1000円、18歳以下500円で、当日の場合が大人1500円、18歳以下700円である。チケットはプレイガイドで同年9月上旬から販売する。
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