さらば瞬間接着剤!? 3Dプリンタの可能性モノづくり総合版メルマガ 編集後記

瞬間接着剤って便利だよね……。

» 2014年07月17日 12時00分 公開
[八木沢篤,MONOist]

 この記事は、2014年7月17日発行の「モノづくり総合版 メールマガジン」に掲載されたMONOist/EE Times Japan/EDN Japanの編集担当者による編集後記の転載です。


さらば瞬間接着剤!? 3Dプリンタの可能性

 「3Dプリンタ」は、試作開発だけでなく、少量多品種ものの最終製品への活用など、幅広く利用されています。その活躍の場も、製造業だけでなく、医療分野や食品分野などにも広がり、“立体物を出力できる装置”という枠を超えた存在になりつつあります。また、個人でも購入可能なローエンドの3Dプリンタも数多く登場しており、ホビーやDIYなどへの利用も期待されています。

 筆者自身、特に興味を持っているのが、3Dプリンタを活用したカスタムパーツの制作です。先月行われた「第25回 設計・製造ソリューション展(DMS2014)」では、丸紅情報システムズが、3Dプリンタで制作した「セグウェイ」用のカスタマイズパーツのコンセプトモデルを展示していました(関連記事:3Dプリンタとセグウェイがコラボレーション!――丸紅情報システムズ)。こうしたカスタムパーツは“クルマいじり”にも通じるものがあり、セグウェイに限らず、自転車やバイク、自動車などのカスタムパーツを個人で制作して楽しむ方も今後増えてくるのではないでしょうか(安全性なども問題はありますが……)。

 また、つい先日、カスタムパーツに近い面白い事例を見つけました。それは……。

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