組み立て加工製造業向けテンプレート「SYN//AX」の提供を開始する。Microsoft Dynamics AXの生産管理データを可視化し、生産計画立案の効率化が可能に。
日立ソリューションズ、日立ソリューションズ東日本、米Hitachi Solutions Americaの3社は2014年3月4日、北米市場でERP「Microsoft Dynamics AX」上で動作する組み立て加工製造業向けテンプレート「SYN//AX」を同年6月1日から提供開始すると発表した。
SYN//AXはMicrosoft Dynamics AXの生産管理データを可視化し、生産計画の立案を効率化するテンプレート。問題が起こっている工程の把握、部材調達の遅れなどから起こり得る問題のシミュレーションなども可能になる。
SYN//AXは日立ソリューションズ東日本の生産計画システム「SynPIX」を基に開発されたもので、Hitachi Solutions Americaが蓄えてきた「Microsoft Dynamics AX」に関するノウハウを踏まえ、必要な機能を絞り込んだとしている。
SynPIXは実用性の高い計画調整機能を搭載したパッケージソフトウェア。基準日程計画(MPS)/能力計画(CRP)/所要量展開(MRP)を同一メモリ上で同期しながら高速に計画立案し、部品の集約・欠品状況、負荷状況などを可視化する機能を備えている。
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