「Embedded Technology 2012」における菱洋エレクトロのテーマは「インテリジェント・システム構築のお役に立ちます!」だ。デバイスをネットワークにつないで集めたデータを分析し、マーケティングや経営判断に利用できるインテリジェント・システムを、短期間でより良く構築する技術を紹介する。
2012年11月14〜16日の3日間、パシフィコ横浜で組み込み関連の最先端テクノロジーや基盤技術が多数集結する「Embedded Technology 2012/組込み総合技術展(以下、ET2012)」が開催される。
ET2012開催に先立ち、アイティメディアが運営する組み込み/エレクトロニクス関連メディア「MONOist」「EE Times Japan」「EDN Japan」では、ET2012の特設ページをオープンし、来場予定者や来場検討されている方々に向け、注目企業の見どころ情報を開催直前までお届けしていく。また、会期中・会期後も速報やリポート記事を多数掲載する予定なので期待してほしい。
本稿では、菱洋エレクトロの展示について紹介する。
インテリジェント・システムとは、さまざまなデバイスをネットワークやクラウドにつなぎ、データを集め、分析して、その運用実績を見るだけでなく、マーケティングや経営判断に利用できるシステムのことである。このインテリジェント・システムに、端末や通信の技術革新を短期間に導入して利用するための手法が注目されている。
ビジネスの現場には過去の経験、ノウハウが生かされた既存のシステムがある。それらのメリットを享受しながら、新しいデバイスやサービスをつなぐことが必要となる。菱洋エレクトロは、長年携わってきたシステム構築から得た技術やノウハウの提供と同時に、ITインフラの提案も可能であり、それらを基にしたインテリジェント・システムを「短期間でより良く」構築する技術を有している。
>>3メディア合同「Embedded Technology 2012特集」
菱洋エレクトロのET2012におけるテーマは「インテリジェント・システム構築のお役に立ちます!」だ。今回同社はインテル、日本マイクロソフト、ハギワラソリューションズの各展示ブースにパートナーとして出展し、インテリジェント・システム構築に役に立つ最新技術を体験できる展示を行う。
日本マイクロソフト・ブースでは、Windows 8や、ゲーム技術から生まれた3Dセンサー「Kinect」、サイネージなどのデモを見せる。これらのデモでは最新の技術をよりシンプルで分かりやすく理解できるような工夫をこらした。例えば、Kinectを使ったデモは、システムと会話しながら身体測定を行って、測定データを自動保存し、クラウドからリモートでも確認できる。こうしたデモを来場者に体験してもらいながら、別の分野での利用シーンをイメージしてもらったり、来場者それぞれの課題とアイデアを形にしたり、課題解決へのヒントについてディスカッションしたりということも期待しているという。
「エレクトロニクス業界では、デバイスを高機能化、小型化するだけでは“技術革新”とはいえなくなってきています。スマートフォンやタブレット端末の普及は、多くの人にタッチスクリーンでの入力をはじめとするナチュラルユーザーインタフェース(NUI)の楽しさと便利さをもたらしました。私たちは、それらの楽しさや便利さが、組み込み市場のデバイスで実現される方向に進んでいることに注目しています。菱洋エレクトロ・ブースでは、組み込み機器にこの楽しさや便利さを搭載するための提案や、インテリジェント・システムを活用して今まで以上にビジネスを拡大するためのヒントをご覧いただけます」(同社)。
会期 | 2012年11月14日(水)〜16日(金) |
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時間 | 10:00〜17:00(15日(木)は18:00に終了) |
会場 | パシフィコ横浜 |
菱洋エレクトロ・ブースNo. | パートナー出展:インテル(A-01)、日本マイクロソフト(A-03)、ハギワラソリューションズ(A-12) |
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