慶應義塾大学は、水泡性角膜症に対しヒトiPS細胞由来の角膜内皮代替細胞を移植する臨床研究を世界で初めて実施した。移植後52週時点で、安全性と視力および角膜厚の臨床的改善が認められた。
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日立ハイテクは、検体前処理モジュールシステム「LabFLEX 3500II」を公開した。子検体容器供給の自動化、エラー検体のまとめ移動、各モジュールでの簡単な操作など使いやすさを目指した製品となっている。
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パナソニック 空質空調社は、群馬パース大学の生徒が実際に使用している教室や実習室において、次亜塩素酸を用いた浮遊菌と付着菌の除菌効果を検証した。実使用空間における次亜塩素酸の除菌効果検証は業界初となる。
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金沢大学とエーザイは、早期アルツハイマー病の治療薬レカネマブが、アルツハイマー病の病態進行を抑制するメカニズムの一端を明らかにした。
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ロレアルグループは、パーソナライズされた肌分析を5分で提供する卓上型デバイス「ロレアル セル バイオプリント」を発表した。頬に貼ったテープを溶液に入れるだけで、肌年齢や特定成分への反応性を分析できる。
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ダイキン工業は、トヨタ自動車が建設を進める実証実験の街「Toyota Woven City」において、心身共に快適で健康的に過ごせる空間を作るための新たな空調システムの開発に向けて実証実験を開始する。
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京都大学は、新型コロナウイルス感染症に対するmRNAワクチンの3回目接種による免疫応答を解析した。65歳以上の高齢者でも免疫応答は活性化するが、成人より記憶T細胞応答が低いこと、記憶B細胞の応答は効率よく誘導されることが分かった。
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PTCは、Tel Aviv Medical Center、Hexagonと共同で完全個別化の肩甲骨インプラントを作製した。16歳のがん患者のために設計、製造したオーダーメイドのチタン製肩甲骨インプラントで、患者の解剖学的構造に高精度で合致させている。
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本連載第95回で、米国におけるゲノムデータのサイバーセキュリティ対策を取り上げたが、バイデン政権から第2次トランプ政権への移行期間中も、さまざまな法令、ガイダンス案が公表されている。
笹原英司()
東京大学は、マウスを用いて加齢による卵子の変化が妊娠に及ぼす影響を解析し、35歳以降の妊よう性低下には、卵子透明帯の網目構造の変化が関与する可能性を発見した。
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日本毛織は、発汗時の布地の肌離れ性を客観的に評価する「ニッケ法」を開発した。大阪大学と共同で実施した妥当性検証で、汗による不快なまとわりつきを数値で評価できることを確認した。
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オリンパスは、ストロボスコピー観察機能とNBI観察機能を統合した、外来用イメージングプラットフォーム「VISERA S」を発売した。高精細な内視鏡画像に加え、白色光観察やNBI観察、ストロボスコピー観察用光源を一体化している。
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理化学研究所らは、胃がん患者のゲノム変異とRNA発現データから腫瘍内の免疫活動の特徴を解析し、AIを用いてそれぞれの化学療法の効果を予測することに成功した。
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慶應義塾大学と自治医科大学は、社会的孤独が動脈硬化を促進させる新たな分子機序を発見した。脳視床下部でオキシトシンが減少し、肝臓における脂質代謝制御機構が破綻することが原因だ。
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イトーキとメディカルフィールズは、発売を予定している薬剤自動ピッキングシステム「DAP with MediMonitor」のラインアップにLEDキャビネットタイプ「トレイ位置表示LED棚」を追加する。
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関西医科大学とテムザックは、生成AIを搭載した人型ロボット「医療面接ロボット」(Prototype)を開発した。医療現場で必要とされる医療面接の技法やコミュニケーションスキルの向上を目的としている。
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8社の企業と4人の学術専門家が設立した、人間拡張コンソーシアムが活動を開始した。人間拡張技術によって教育格差や労働人口の減少などの社会課題を解決すべく、さまざまな分野の企業が産官学連携で取り組む。
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大正製薬は、ミトコンドリアに存在する酵素「マイトリガーゼ」の減少により、酸化ストレスを受けた後の肌のダメージ修復が阻害されることを発見した。
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花王は、紫外線吸収剤を含まない日焼け止めにおいて、高い紫外線防御効果とみずみずしい感触を兼ね備える、新たな処方技術の開発に成功した。水相に配合できる紫外線散乱剤内包カプセルを活用している。
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