電界のみで磁気結合を制御可能:
人工反強磁性体+圧電体で「超省エネ」デバイス実現へ
名古屋大学は東京科学大学や南洋理工大学と共同で、人工反強磁性体と圧電体を組み合わせれば、電界のみで層間反強磁性結合を制御できることを実証した。非磁性体の膜厚を変えれば、層間磁気結合の電界変調効率を制御可能なことも明らかにした。消費電力が極めて少ないスピントロニクスデバイスへの応用が期待できるという。(2025/12/12)
Innovative Tech:
「ショート動画」は脳に悪いって本当? 海外チームが約10万人のデータを分析
オーストラリアのグリフィス大学に所属する研究者らは、TikTokやInstagram Reels、YouTube Shortsといった短編動画プラットフォームの急速な普及が、認知機能と精神健康にどのような影響を与えているのかを分析した研究報告を発表した。(2025/12/12)
リタイア直前エンジニアの社会人大学漂流記(1-2):
1万人を個別に動かす地獄のシミュレーション「MAS」
序章となる前編では、私が定年退職を目前にして、大学院博士課程に突っ込んでいった話をしました。私をそこまで駆り立てた「マルチエージェントシミュレーション(MAS)」とは何なのでしょうか。(2025/12/12)
26年1月からサンプル販売:
ダイヤモンドを用いた高周波半導体デバイスを開発、佐賀大ら
佐賀大学と宇宙航空研究開発機構(JAXA)および、ダイヤモンドセミコンダクターは、ダイヤモンドを用いてマイクロ波帯域(3〜30GHz)やミリ波帯域(30〜300GHz)で増幅動作が可能な「高周波半導体デバイス」を開発した。オフ時の耐電圧は4266Vで、電力利得の遮断周波数は120GHzだ。これらの値はいずれも世界最高レベルだという。(2025/12/11)
ちょっと昔のInnovative Tech:
「手書き vs. タイピング」 どちらでノートを取った方が成績が良くなる? 学生3000人以上を分析
米ジョージアサザン大学などに所属する研究者らは2024年、講義中に手書きでノートを取るのと、タイピングでPCに記録するとではどちらが学習効率が良いのかを分析した研究報告を発表した。(2025/12/11)
AI:
通信制約下でAI/ロボットの安定稼働を検証 分散処理で通信量削減、不感エリア解消も
NTTドコモビジネスが代表を務めるコンソーシアムは、宮城県仙台市の建設現場や大学キャンパスで、ロボットやAIを安定的に運用するための実証実験を行う。(2025/12/10)
6G時代の宇宙光通信を視野に:
周波数変調型フォトニック結晶レーザーを開発、京都大ら
京都大学とKDDI総合研究所は公立千歳科学技術大学と共同で、宇宙光通信に向けた「周波数変調型フォトニック結晶レーザー」の開発に成功した。小型/軽量で高効率な衛星搭載型光送信機を実現することが可能になる。(2025/12/10)
医療技術ニュース:
健診の心電図だけで糖尿病予備群を検出するAIを開発
東京科学大学らは、健診で測定する心電図だけから糖尿病予備群を見つけるAI「DiaCardia」を開発し、腕時計型ウェアラブル相当の心電図でも高精度に検出できることを示した。(2025/12/8)
可視光を照射し分子骨格を再構築:
PFASフリーのフッ素分子を設計する新技術を開発、名古屋工大ら
名古屋工業大学の研究グループはスペイン・バレンシア大学と共同で、超原子価硫黄フッ化物「ペンタフルオロスルファニル(SF5)基」および、「テトラフルオロスルファニル(SF4)基」を導入したベンゼン誘導体に、可視光(青色LED)を照射するだけで分子骨格を再構築できる「骨格編集反応」を開発した。PFASフリーのフッ素分子を設計するための基盤技術となる。【訂正あり】(2025/12/8)
Innovative Tech:
WhatsApp、35億件超の電話番号が無防備に公開状態 毎秒7000件の列挙攻撃に成功 海外チームが報告
オーストリアのウィーン大学などに所属する研究者らは、 世界最大のインスタントメッセージングサービス「WhatsApp」で深刻なプライバシー脆弱性が明らかになった研究報告を発表した。(2025/12/3)
MM総研の調査:
「大学公認AI」導入は11%のみ 学生の“野良AI”利用が標準化する大学教育の実態
日本の大学生の生成AI活用は日常化している一方で、大学側の整備は追い付いていない。国内の大学生・大学院生2463人を対象に実施した「大学生の生成AI活用状況と利活用意識に関する調査」で明らかになった。(2025/12/2)
組み込み開発ニュース:
高指向性と高出力を両立する次世代レーザーPCSELの研究成果を発表
スタンレー電気は、京都大学と日亜化学工業と共同で進める次世代レーザー「PCSEL」の研究成果を公開した。発光サイズΦ1mm素子で高指向性ビームを生成し、水中センシングへの有効性も確認した。(2025/12/2)
磁気メモリのデータ安定性を改善:
次世代磁気メモリにつながる材料を開発、東京科学大ら
東京科学大学らの研究グループは、ペロブスカイト型酸化物鉄酸ビスマスのビスマス(Bi)と鉄(Fe)を異種元素に置換することで、「強磁性」と「強誘電性」を併せ持ちながら、温度上昇で収縮する「負の熱膨張」を示す材料を開発した。消費電力が小さく高速アクセスが可能な磁気メモリの開発につながるとみている。(2025/12/2)
医療技術ニュース:
失った声を取り戻すAI、口元の動きから本人の声を再現
慶應義塾大学は、口元の映像だけから本人の過去の声を再現するAIを開発した。喉頭摘出後や音声障害の患者が自分の声で会話できる可能性を示した。(2025/12/1)
ちょっと昔のInnovative Tech:
“図書館の本が多い街”ほど要介護者が少ない──図書館と高齢者の関係、京大と慶大が調査 7万人以上を対象
京都大学と慶應義塾大学に所属する研究者らは3月、日本の公共図書館とその街に住む高齢者の機能障害リスクの関係を調査した研究報告を発表した。(2025/12/1)
東北大、外国人留学生の学費を1.7倍に引き上げへ 日本の学生と「差別化」
東北大学は、令和9年度から外国人留学生の学費を値上げする方針を固めた(2025/11/29)
空間設計:
働く空間の設計に“かるた”のようなカードを活用、ダイキン本社など100件以上の実績
竹中工務店は、オフィスなどワークプレース設計で、ABW(Activity Based Working)やリモートワークなど多様化する働き方に対応し、施主の要望を的確にくみ取るため、カードを用いたワークショップを実施している。これまでに「ダイキン工業本社」「桃山学院大学あべのキャンパス」などで実績があり、13件が日経ニューオフィス賞を受賞した。(2025/11/28)
帝国データバンク調べ:
女性社長の出身大学ランキング 3位「早稲田大学」、2位「慶應義塾大学」、1位は?
帝国データバンクが実施した調査で、国内企業の女性社長割合は5年連続過去最高となったことが分かった。女性社長の出身大学として最も多かったのはどこだろうか?(2025/11/28)
AIとの融合で進化するスパコンの現在地(8):
ハイブリッドスパコン「地球シミュレータ」は第5世代へ――JAMSTECの上原氏と松岡氏に聞く
急速に進化するAI技術との融合により変わりつつあるスーパーコンピュータの現在地を、大学などの公的機関を中心とした最先端のシステムから探る本連載。第8回は、JAMSTECで「地球シミュレータ」のシステム構築や運用を担当している上原均氏と、生成AI活用を含めデータサイエンスの研究を担当している松岡大祐氏に話を聞いた。(2025/11/28)
名古屋工業大学 電気・機械工学科 教授 加藤正史氏:
「技術絶やさないで」 中国勢が躍進するSiC市場、日本の勝ち筋を探る
高耐熱/高耐圧用途向けでシリコン(Si)に代わる次世代パワー半導体材料として、炭化ケイ素(SiC)への注目度がますます高まっている。2025年9月に開催されたSiCに関する国際学会「International Conference on Silicon Carbide and Related Materials(ICSCRM) 2025」での動向などを踏まえて、SiC開発の現状や日本を含めた世界のプレイヤーの勢力図について、名古屋工業大学 電気・機械工学科 教授の加藤正史氏に聞いた。(2025/11/27)
Innovative Tech:
地下鉄に“バットマン”が突然登場→乗客は妊婦に席を譲るか? 海外チームが130回以上検証
イタリアのサクロ・クオーレ・カトリック大学に所属する研究者らは、バットマンのコスチュームを着た人物が地下鉄の車内に現れると、妊婦に席を譲る乗客が増えるかを検証した研究報告を発表した。(2025/11/27)
Innovative Tech:
「生理周期」と「月の満ち欠け」の同期が“2010年で乱れた”ワケ 原因はスマホ? Science系列誌で発表
ドイツのユリウス・マクシミリアン大学ヴュルツブルクなどに所属する研究者らは、女性の月経周期と月の満ち欠けの関係を調査した研究報告を発表した。(2025/11/25)
Innovative Tech:
「脳を覆う電極シート」、香港チームが開発 数ミリの穴から挿入し展開 ビーグル犬で検証、術後1日で退院
香港大学などの研究者らは、脳表面上の広い面積に電極シートを配置できる低侵襲術式を提案したプレプリントを発表した。(2025/11/25)
「社長の出身大学」ランキング 日本大学が15年連続トップ、都道府県別の傾向は?
東京商工リサーチは、「2025年『全国社長の出身大学』調査」の結果を発表した。それによると……。(2025/11/23)
LED光無線給電システムを開発:
昼夜を問わず自動で複数のIoT端末に給電、東京科学大
東京科学大学の研究グループは、昼夜を問わず自動的に複数のIoT端末に電力を供給できる「LED光無線給電(OWPT)システム」を開発した。(2025/11/21)
Innovative Tech:
「朝食を抜くと頭が働かない」はホント? 食べた人と食べてない人の認知能力を比較、3000人以上を調査
オーストリアのザルツブルク大学とニュージーランドのオークランド大学に所属する研究者らは、断食状態と満腹状態での認知パフォーマンスを比較し、断食が認知機能に与える影響を調査した研究報告を発表した。(2025/11/21)
「キャンパスドンキ」桃山学院大に2号店 ドンキと学生が作った「偏愛めし」おにぎりも登場
ドン・キホーテは、桃山学院大学和泉キャンパスの構内に「キャンパスドンキ」をオープンする。特徴は……。(2025/11/20)
視界不良の環境で自動運転を支援:
PCSELで高指向性ビーム生成や水中センシングを実現、スタンレー電気ら
スタンレー電気は、京都大学の野田研究室および、日亜化学工業と共同開発したフォトニック結晶レーザー「PCSEL」を用い、高指向性ビームの生成に成功した。さらに、水中での高精度センシングが可能なことを実証した。(2025/11/19)
ものづくりをもっと良いものへ(2):
1980年代のものづくり 〜大学から企業での研究開発へ〜
本連載では、エンジニアとして歩んできた筆者の50年の経験を起点に、ものづくりがどのように変遷してきたのかを整理し、その背景に潜むさまざまな要因を解き明かす。同時に、ものづくりの環境やひとづくりの仕組みを考察し、“ものづくりをもっと良いものへ”とするための提言へとつなげていくことを目指す。第2回は、1980年代のものづくりを振り返る。(2025/11/19)
Innovative Tech:
“透明なレイヤー”をAndroidスマホに重ね、ピクセル情報を盗む攻撃 30秒で二要素認証コードも窃取
米UCバークレーや米カーネギーメロン大学などに所属する研究者らは、Androidデバイスにおける新たな脅威として、画面上のピクセル情報を盗み取る攻撃手法「Pixnapping」を提案した研究報告を発表した。(2025/11/19)
最初は信頼しても、使い続けると疑問が生まれる?
Copilotを使い続けた先に何が見えたか 信頼の揺らぎを示す調査結果を発表
カリフォルニア大学は、生成AIコーディング支援ツールへの学生の信頼度推移を調査した。調査結果によると、生成AIに対する信頼は短期的に高まるが、プロジェクトを通じてより慎重な評価へ変わる傾向があった。(2025/11/18)
ヒトもお尻から呼吸できる──肺治療に革命か イグ・ノーベル賞の研究者らが人での実験で安全性を確認
ヒトもお尻から呼吸できる──ブタの肛門に酸素を含む液体を注入すると、血中酸素濃度が高まることを突き止めた東京科学大学と大阪大学の武部貴則教授(38)らの研究グループは、動物実験にとどまっていた「腸換気法」の安全性をヒトで確認したと発表した。(2025/11/13)
その名は「ルシファー」──悪魔みたいな新種のミツバチ、豪州チームが発見→日本では“ニセAI画像”が拡散中
豪カーティン大学などの研究チームは、悪魔のような特徴を持つ新種のミツバチを見つけたと発表した。西オーストラリア州のゴールドフィールズで見つかったミツバチで、雌バチが悪魔のような小さな角を持つ。(2025/11/12)
製造マネジメントニュース:
全国規模で蓄電池分野の人材を育成するネットワーク設立
経済産業省などの協力の下、蓄電池分野の人材育成を全国に広げる「バッテリー先進人材普及ネットワーク」が設立された。関西地域の高校や高専を中心に実施してきた教育プログラムを、全国および大学に拡大していく。(2025/11/12)
Innovative Tech:
塗るだけで歯のエナメル質を修復するゲル、英国チームが開発 新たな虫歯予防に Nature関連誌で発表
英ノッティンガム大学などに所属する研究者らは、歯のエナメル質を修復・再生できるゲル素材を開発した研究報告を発表した。(2025/11/12)
“1on1疲れ”を避ける
1on1で「触れてはいけないトピック」「部下の満足度を高めるトピック」とは
明治大学は、「1on1」面談を通じて従業員の満足度を高めるための“秘訣”を公開した。1on1で積極的に取り上げる話題と、避けたほうがいい話題とは何か。明治大学の研究結果を紹介する。(2025/11/12)
宇宙開発:
54兆円規模の宇宙市場に参入へ 古河電工と東大が実証衛星「ふなで」を打ち上げ
古河電気工業と東京大学大学院工学系研究科は、実証実験衛星「ふなで」を2026年10月に打ち上げると発表した。この打ち上げを通じて、古河電工製人工衛星用コンポーネントの軌道実証と、東京大学が研究しているフォーメーションフライトの基礎運用実証を進める。(2025/11/11)
ロボット開発ニュース:
ソフトロボットの繊細な制御をリザバーコンピューティングで実現
東京大学らは、液体相変化パウチアクチュエーターの複雑な履歴依存挙動をAIで学習する手法を開発した。AI技術「リザバーコンピューティング」を応用した独自のフレームワークを用いている。(2025/11/10)
2040年までの社会実装を目指す:
交流での高温超電導実現に向けた研究が始動 電動航空機や核融合への活用も
古河電気工業、京都大学、産業技術総合研究所、高エネルギー加速器研究機構は、超電導技術の産業利用に向けた集合導体の研究開発を本格始動した。交流損失が発生することや大電流を流せないことなど、産業利用に向けた課題を解消し、社会実装を目指す。(2025/11/10)
宇宙開発:
将来宇宙輸送システムが「次世代宇宙港」構想を発表、想定投資額は2.5兆円
将来宇宙輸送システムが18社1大学と「次世代宇宙港」構想を発表。陸上拠点と洋上発射拠点を組み合わせた「多機能複合拠点」構想で、総投資額は2.5兆円と試算。2040年代の実現を目指す。(2025/11/10)
PFOSを無害化:
『永遠の化学物質』PFASを分解、低毒性半導体ナノ材料で 立命館大
立命館大学は、ペルフルオロアルキル化合物(PFAS)の中でも分解が難しいとされてきた「ペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)」を分解し無害化することに成功した。生成したフッ化イオンは、ホタル石(フッ化カルシウム)として再利用が可能だという。(2025/11/10)
ちょっと昔のInnovative Tech:
誰が不倫をするのか? 既婚者770人調査が覆した「夫婦円満なら大丈夫」の通説 2018年の研究
当時東北大学に所属していた五十嵐彰さん(現:大阪大学 人間科学研究科 准教授)は2018年、日本社会において配偶者以外との性的関係、いわゆる不倫は誰が行うのかを分析した研究報告を発表した。(2025/11/10)
2027年卒の就職人気ランキング 伊藤忠が7年連続トップ、追う企業は?
2027年3月卒業予定の大学生・大学院生に人気の就職先企業はどこか。ダイヤモンド・ヒューマンリソースが「大学生が選んだ就職人気企業ランキング」の結果を発表したところ……。(2025/11/8)
Innovative Tech:
“偽車検ステッカー”をフロントガラスに装着→こっそり盗聴&音声アシスタントを不正操作 海外チームが発表
中国海洋大学とシンガポールの南洋理工大学に所属する研究者らは、車外からフロントガラスに小型デバイスを取り付けることで、車内の音声アシスタントを不正に操作できることを実証した研究報告を発表した。(2025/11/6)
待機時電力は不揮発メモリ並みに:
0.2Vでデータ保持できる新型CMOSメモリ技術を開発、東京科学大
東京科学大学の菅原聡准教授らによる研究グループは、0.2Vという極めて低い電圧でデータを保持できるCMOSメモリ技術を開発した。試作したSRAMマクロは、待機時の電力を不揮発性メモリ並みに削減できるという。(2025/11/5)
埼玉大学が「Felo」トライアル導入
情報収集やプレゼン作成は短時間で楽々? AIが変える教育現場の姿とは
埼玉大学は、「Felo」などのAIツールをトライアル導入し、運用を開始した。Feloはどのようなツールで、教育現場をどう変える可能性があるのか。(2025/11/5)
Innovative Tech:
情報漏えいは“宇宙からも”──9万円の市販アンテナで衛星通信を傍受 海外チームが報告 個人情報や軍事・企業データなど取得
米カリフォルニア大学サンディエゴ校と米メリーランド大学に所属する研究者らは、安価な市販機器で静止軌道衛星の通信を傍受できることを実証した研究報告だ。(2025/11/4)
太陽光:
近赤外光でも発電可能なペロブスカイト太陽電池 早大・横浜桐蔭大らが新技術
早稲田大学と桐蔭横浜大学の研究グループが、近赤外光を有効活用できる「アップコンバージョン型ペロブスカイト太陽電池」を開発。1.2Vに近い開放電圧を維持しながら赤外光感度を得ることに成功し、16%以上のエネルギー変換効率を達成した。(2025/10/31)
Innovative Tech:
「若さこそが能力のピーク」は本当か? 20代から80代までのデータを分析 海外チームが研究
西オーストラリア大学とポーランドのワルシャワ大学に所属する研究者らは、従来の「若さこそが能力のピーク」という通念を翻し、中年期における人間の機能的優位性を実証した研究報告だ。(2025/10/31)
新技術で近赤外光を可視光に変換:
近赤外光も利用できるペロブスカイト太陽電池を開発、早稲田大ら
早稲田大学と桐蔭横浜大学の研究グループは2025年10月、近赤外光を有効活用できる「アップコンバージョン型ペロブスカイト太陽電池」を開発した。1.2Vに近い開放電圧を維持しながら赤外光感度を得ることに成功し、16%以上のエネルギー変換効率を達成した。(2025/10/30)
にわかに地球規模のトピックとなった新型コロナウイルス。健康被害も心配だが、全国規模での臨時休校、マスクやトイレットペーパーの品薄など市民の日常生活への影響も大きくなっている。これに対し企業からの支援策の発表も相次いでいるが、特に今回は子供向けのコンテンツの無料提供の動きが顕著なようだ。一方産業面では、観光や小売、飲食業等が特に大きな影響を受けている。通常の企業運営においても面会や通勤の場がリスク視され、サーモグラフィやWeb会議ツールの活用、テレワークの実現などテクノロジーによるリスク回避策への注目が高まっている。