脱炭素:
DNPと九州大学発スタートアップがタッグ、低コスト/高効率な脱炭素技術の開発推進
DNPが脱炭素社会の実現に向けて大きな一歩を踏み出した。九州大学発のスタートアップであるJCCLとタッグを組み、従来のCO2分離回収技術が抱える高コスト/高エネルギーという課題の解消に挑む。(2025/9/17)
ティファール、電気ケトル418万台を自主回収 発煙や発火の可能性も 原因は「不適切な使用方法」
グループセブジャパンは16日、「T-fal(ティファール)」ブランドで展開している電気ケトルの一部を自主回収すると発表した。418万台以上が該当する。(2025/9/16)
電動化:
10年先に向けたスズキの技術戦略、「100kg軽量化」にめど
スズキは10年先に向けた技術開発についてまとめた「技術戦略2025」を発表した。2024年に発表した技術戦略の進捗を明らかにした他、CO2を回収/活用する「カーボンネガティブ」に取り組む方針を示した。(2025/9/11)
リサイクルニュース:
パナソニックとJX金属が家電リサイクルで銅を循環させる新スキーム共創
パナソニック くらしアプライアンス社とJX金属が協力し、使用済み家電から回収した銅を製品に再利用する新たな循環スキームを始動する。パナソニックの使用済み家電由来の銅をリサイクルするとともに、正確に追跡し、再び製品へと活用する画期的な試みだ。(2025/9/10)
新型「トミカビル」自主回収 子供が指はさみケガ SNSでは「マグナムパトレーラーの再来か」
タカラトミーは、トミカを走らせるおもちゃ「トミカビル」の最新作「グランドモールトミカビル」で、子どもが指をけがをする事故が相次いだため、自主回収すると発表した。(2025/9/8)
Anthropic著作権侵害訴訟、和解へ──史上最高額の著作権回収に
Anthropicが著作権侵害訴訟で和解した。海賊版書籍の学習利用に対し、史上最高額となる15億ドル以上を支払う。同社は違法に入手した学習データを全て破棄することにも合意した。AIの著作権問題で大きな先例となった。(2025/9/6)
製造マネジメントニュース:
川崎重工と郡山市など、焼却施設の排ガス由来CO2活用事業で連携協定を締結
川崎重工業は、郡山市、エア・ウォーター東日本、東部ガスおよび日東紡績と、焼却施設の排ガスからCO2を分離、回収し燃料化して地域活用する炭素循環モデルの構築に向け、連携協定を締結した。(2025/9/4)
シャオミ製モバイルバッテリーに発火の恐れ 一部を自主回収へ
小米技術日本(シャオミ・ジャパン)が、モバイルバッテリー「Xiaomi 33W Power Bank 20000mAh(Integrated Cable)」の一部を自主回収すると発表した。特定の環境下で過熱・発火する可能性があることを確認したという。(2025/9/3)
中国Xiaomiモバイルバッテリーに発火の恐れ 日本法人が一部モデルを自主回収
スマートフォンなどを手掛ける中国Xiaomiの日本法人Xiaomi Japanは、モバイルバッテリーの自主回収を案内している。同社が国内で販売するモバイルバッテリーの一部製品に過熱や発火の恐れがあるという。これまでに日本国内で同事例の発生はないとしている。(2025/9/3)
廃棄が課題の太陽光パネルをオフィス家具に転用 日立やイトーキが実証
日立製作所とイトーキ、化学メーカーのトクヤマ(山口県周南市)が、廃棄方法が課題となっている太陽光パネルをオフィス家具に転用する実証に成功したと発表した。パネルから板ガラスを回収し、会議ブースの素材に使ったという。3社は今後、サプライチェーンの構築や品質のさらなる検証を進め、事業化を検討する。(2025/9/1)
膨張/劣化したリチウムイオン電池を回収する専門サービス、関東中心に開始
信太商店は、膨張/劣化したリチウムイオン電池を回収する専門サービスを開始。個人宅から法人、自治体まで幅広く対応し、回収料金は1kg未満は1台あたり、1kg以上は1kgあたりで1100円(税込み)+地域別回収費用となる。(2025/8/21)
脱炭素:
国内初、ごみ焼却施設の排ガスから膜分離でCO2を回収する実証実験
住友化学とJFEエンジニアリングが、独自の膜技術を用いてごみ焼却施設の排ガスからCO2を回収する実証実験を共同で開始する。(2025/8/21)
スマホやモバイルバッテリーの回収義務付けの方針、2026年4月から 発火事故低減にも
経済産業省が8月12日、モバイルバッテリー、携帯電話、加熱式たばこデバイスに対して、自主回収を義務付ける方針を示した。メーカーの自主回収には限界があり、資源有効利用促進法の改正で回収を義務付ける。法改正の主目的は資源の有効活用だが、リチウムイオン電池の発火事故低減にもつながる。(2025/8/14)
材料技術:
JX金属と丸紅 低品位の銅鉱石から銅を回収する技術の共同営業開始
JX金属は、独自に開発した低品位の銅鉱石から銅を回収する技術「JXヨウ素法」について、丸紅と共同で営業活動を開始する。(2025/8/13)
イマドキのフナデジ!(5):
にわかに盛り上がってきた「ロケット発射&回収船」って何?
「船」や「港湾施設」を主役として、それらに採用されているデジタル技術にも焦点を当てて展開する本連載。第5回は、日本郵船と商船三井が相次いで記者説明会を開いた「ロケット発射&回収船」と、その実現に求められる技術的条件に迫る。(2025/8/7)
ベルキン、弊社のモバイルバッテリーは「安心して使えます」 それでも“うのみ”は禁物な理由
スマートフォンやPC向け周辺機器を展開する米Belkin(ベルキン)の日本法人は、同社のモバイルバッテリー製品の安全性に関する文書を公開した。一部の他社製モバイルバッテリーで発火などの不具合が相次いだ。製品回収や航空機への持ち込み禁止といった対応が取られている状況を踏まえた文書公開。(2025/8/1)
排ガス中のCO2とシリコンでギ酸生成に成功 廃棄される太陽光パネルを活用
横浜国立大学らの研究グループが、火力発電所の排ガス中に含まれるCO2と、廃棄される太陽光パネルから回収したシリコンを活用し、ギ酸を生成できる触媒の開発に成功したと発表した。(2025/7/28)
Mobile Weekly Top10:
構造上ゼロリスクは難しいモバイルバッテリーの「発火」 リスクを軽減するには?
アンカー・ジャパンが2024年9月から進めてきた一部モバイルバッテリーの自主回収対象を拡大しました。構造上、モバイルバッテリーで使われているリチウムイオンバッテリーの発火リスクをゼロにすることは困難です。では、どのようにすればリスクを軽減できるのでしょうか。(2025/7/5)
小寺信良のIT大作戦:
広告か有料購読か、答えのないニュースの在り方 ペイウォールの課題は“マンガ配信”に解決のヒント?
普段さまざまなメディアを通して目にするニュースは、無料で無尽蔵に情報が提供されているように見える。しかし実際には、そのニュースを提供するためのコストがかかっており、どこかで回収が図られている。それは広告だったりペイウォールだったりするが、米調査では99%がペイウォールで離脱し、有料購読者との情報格差が指摘されている。突破口はあるのか。(2025/7/4)
消費電力は既存EUV光源の1/10に:
加速器を用いた「省電力次世代EUV露光技術」開発へ
高エネルギー加速器研究機構(KEK)は、エネルギー回収型線形加速器(ERL)と自由電子レーザー(FEL)を組み合わせた「次世代EUV(極端紫外線)露光技術」の開発を始めた。既存のEUV光源に比べ消費電力を10分の1に低減でき、「beyond EUV」と呼ばれる短波長化も比較的容易だという。(2025/7/2)
脱炭素:
バイオマスや有機廃液からクリーンな電力や水素を、高純度のCO2の分離/回収も
JFEエンジニアリングは、大阪ガスと共同で開発を進めているケミカルルーピング燃焼技術が、NEDOの「カーボンリサイクル・次世代火力発電等技術開発/次世代火力発電基盤技術開発/CO2分離・回収型ポリジェネレーションシステム技術開発」の助成事業に採択されたと発表した。(2025/7/1)
アンカー、モバイルバッテリーの自主回収を2→4製品に拡大 追加調査で製造元の不備が判明、発熱や発火の恐れ
追加調査で、新たに対象となった製品の製造元が部材を不適切に使用していたことが判明したという。(2025/6/26)
アンカー、モバイルバッテリー自主回収の対象機種を拡大 委託先が基準未達の部材を無断使用、ショートの恐れ
アンカー・ジャパンが、2024年9月から実施しているモバイルバッテリー2機種の自主回収を巡り、返金・交換対応の対象機種を拡大すると発表した。委託先のバッテリーセル製造事業者が、セルの部材にAnkerの品質基準を満たさない製品を無断で使っていたことが追加で判明。モバイルバッテリーが内部でショートする可能性が明らかになったため、対象機種を全て回収するという。(2025/6/26)
第5回「CCS事業の支援措置に関するWG」:
CO2回収地下貯留(CCS)事業の支援措置の方向性――中間整理案が公表
カーボンニュートラルに向けた有効な施策として、将来の普及が期待されているCO2回収地下貯留(CCS)事業。資源エネルギー庁が主催する「CCS事業の支援措置に関するワーキンググループ」では、同事業のパイプライン案件における政府の支援策について、中間整理案を公表した。(2025/6/20)
脱炭素:
CO2回収技術の実証試験開始 固体吸着方式の回収装置活用
三菱電機は、兵庫県尼崎市にある同社の先端技術総合研究所で、CO2回収技術の実証試験を開始した。2027年9月まで実施予定で、台湾の工業技術研究院が開発した回収装置を蒸気発生ボイラーに設置し、排ガスに含まれるCO2回収に取り組む。(2025/6/20)
脱炭素:
鋳造工程の廃棄物でガス吸脱着材を開発 CO2の回収も視野
中央可鍛工業は、名古屋大学発のスタートアップ企業であるSyncMOFと共同で、鋳造工程で発生する廃棄物を原料として、多様なガスを選択的に吸脱着するMOF「Castreasure(キャストレジャー)」を開発したと発表した。(2025/6/18)
たまアリ、AIで落とし物対応を自動化 イベント後の“電話渋滞”解消へ
さいたまスーパーアリーナは、AIを活用した落とし物管理サービス「落とし物管理さくらさん」の運用を6月中旬に開始する。問い合わせはWebチャット経由で受け付け、AIが該当物品を特定。保管期限を過ぎた落とし物はブックオフが回収し、リユースやリサイクルにつなげる。(2025/6/13)
CIO Dive:
やっぱりAI導入は“金ドブ”か? 投資を100%回収した企業の割合が判明
あるレポートによると、ほとんどの企業はAIプロジェクトから得られるリターンを50%以下と見積もっている。同調査では投資額を100%回収できた企業の割合が判明した。(2025/6/9)
クイズで学ぶ! モノづくりトレンド:
【クイズ】連続高速処理実現のフロン自動回収システムは8時間で何台処理できる?
MONOistの記事からクイズを出題! モノづくり業界の知識を楽しく増やしていきましょう。(2025/6/5)
人とくるまのテクノロジー展2025:
リサイクル材の活用へ、トヨタが自ら古着やペットボトルを回収
自動車向けに使うものであっても、リサイクル材の“原料”の回収は自動車業界とは離れたところで行われるのが一般的だ。しかし、トヨタ自動車は自社で使うリサイクル材を安定的に確保するため、古着やペットボトルの回収にも乗り出している。(2025/6/4)
リサイクルニュース:
エアコン室外機フロン自動回収システム開発 業界初を実現した3つの技術とは
パナソニック くらしアプライアンス社は、パナソニック エコテクノロジー関東とともに、使用済みエアコンの解体作業の効率化を目指し、「エアコン室外機フロン自動回収実証システム」を開発したと発表した。(2025/6/2)
リサイクルニュース:
プラント排ガスを再資源化 2027年にCO2回収/液化システム発売
日本特殊陶業と日立プラントサービスは、2026年10月から日本特殊陶業小牧工場のボイラーから排出されるCO2を回収/液化し、地域社会でカーボンリサイクル資源として利活用することを目的とした共同実証試験の開始に合意したと発表した。(2025/5/30)
家庭の廃食油から作る「SAF」でCO2の大幅削減目指す 日本航空が回収ボックス設置
重い機体で長距離を飛び、輸送量あたりの二酸化炭素排出が多い航空機。日本航空の亀山和哉ESG推進部長によると、「国境間移動が鉄道でも可能な欧州では厳しい目が注がれている」といい、欧州連合圏内の主要空港では今年から、供給する燃料へのSAFの混合が義務付けられた。(2025/5/29)
生成AIの「ROI」測定方法
「生成AI」ブームで問われるビジネス価値 高額な導入費用をどう回収する?
最近、組織で急速に広がる生成AI。投資が大きくなるにつれ、そのビジネス価値が問われる。期待外れにならないようにするために、組織が検討すべきROI測定方法と、“真の効果”を享受するための施策とは。(2025/5/29)
リサイクルニュース:
NanoTerasuを活用し使用済みコンタクトレンズケースをリサイクル
宮城県仙台市とメニコンは、使用済みコンタクトレンズケースの回収拠点を仙台市内の複数の公共施設に設置し、市内4カ所でリサイクル実証事業を開始すると発表した。(2025/5/20)
「タイプロ」課題曲、“意外な人物”による制作が判明しファン驚愕 「全然気がつかなかった」「伏線回収された」「すごすぎる!」
意外なコラボ!(2025/5/17)
リサイクルニュース:
2025世界陸上とコラボし家庭の油をSAFに!
コスモ石油、日揮ホールディングス、レボインターナショナルは、2025年5月2日から東京都が実施している「家庭の油 回収キャンペーン」と連携して、SAF(Sustainable Aviation Fuel:持続可能な航空燃料)原料化を目的とする家庭系廃食用油の回収拡大に向けた取り組みを開始した。(2025/5/14)
カルディ全店で販売の生ハムから「サルモネラ属菌」検出…… 「心よりお詫び」7万個自主回収
「オリジナル 生ハム切り落とし」が対象。(2025/5/8)
脱炭素:
自動車のリサイクル原材料を戦略的かつコスト効率良く確保
アウディは、TSR Resourceと共同で、自動車業界で初めて使用済みの自動車から経済性のあるリサイクル原材料を回収するリサイクルコンセプトを構築した。(2025/5/8)
これは気をつけないと! ごみ清掃員芸人が教える「古紙回収で捨ててはいけないもの」が参考になる
片付けとかで大量に出ると、つい適当にしちゃうやつ。(2025/5/2)
リサイクルニュース:
使用済みテレビ部品のリサイクルプラをBRAVIAで再利用
ソニーは、使用済みテレビの背面カバーから回収したプラスチックを、ソニーのテレビ「BRAVIA(ブラビア)」の新商品に再利用する「水平リサイクル」を行うと発表した。(2025/4/23)
モバイルバッテリーの正しい捨て方は? 火災や事故を防止するために定期的な整理は必須
増えがちなモバイルバッテリーの処分方法を解説。誤った廃棄は火災の危険も。メーカーや自治体、キャリアによる回収を紹介する。(2025/4/22)
リサイクルニュース:
車載用リチウムイオン電池のリチウムをリサイクルする新プロセス 回収率90%以上
JX金属サーキュラーソリューションズは、車載リチウムイオン電池に含まれるリチウムを回収率90%以上でリサイクルする新プロセスを開発した。(2025/4/22)
自家消費型太陽光で防水塗装コストを回収、フレキシブルタイプのパネルを活用
サンエーが沖縄県でフレキシブルタイプの太陽光パネルと防水塗装を組み合わせた施工を実施。太陽光の電力を自家消費することで、防水塗装費用を回収する狙いだ。(2025/4/21)
「武道館まで来たのにライブじゃないの鬱」→1時間後…… 絶対予想できない“特大どんでん返し”が338万表示「すごい伏線回収」
これが奇跡か……!(2025/4/21)
リサイクルニュース:
大阪府のガソリンスタンドで市民から廃食用油を回収しSAF原料化
コスモ石油は、日揮ホールディングス、レボインターナショナルなどと共同で、大阪府堺市に所在するコスモネットワークのサービスステーション(ガソリンスタンド)11拠点に、家庭から出る廃食用油を回収する専用ボックスを常設し、全国初となるSAF原料化を目的に市民回収の本格運用を2025年4月18日に開始すると発表した。(2025/4/21)
「良くないこととはわかった上で」……増えるバッテリー火災、背景を分析した“清掃員芸人”の投稿に共感が集まる
清掃員は日々リチウムイオン電池に怯えながら、ごみの回収作業をしている──漫才師として活動するかたわら清掃員としても働く“清掃員芸人”のマシンガンズ滝沢さんがXでバッテリー火災について語った。(2025/4/18)
加工肉の塩分〇〇%オフ→ 基準未達が発覚…… JAグループ企業が謝罪「深くお詫び」 “3年分”235万パック回収
JA全農ミートフーズが謝罪(2025/4/18)
サステナブル設計:
CO2を回収して植物に還元する未来のベンチが万博に
ExtraBoldは、SyncMOF、相合家具製作所と共同で、CO2を吸着する新素材「MOF」を活用したサステナブルなベンチ「MOF Bench」を製作し、大阪・関西万博の大阪ヘルスケアパビリオンに設置したことを発表した。(2025/4/18)
脱炭素:
世界初 関西万博で大気中のCO2を回収しその場で都市ガスに変換して利用
地球環境産業技術研究機構、九州大学、名古屋大学は、大阪・関西万博にて大気中のCO2を直接回収する技術の実証実験に取り組む。回収したCO2は、e−メタンに合成した後、その場で都市ガスとして活用する。(2025/4/17)
にわかに地球規模のトピックとなった新型コロナウイルス。健康被害も心配だが、全国規模での臨時休校、マスクやトイレットペーパーの品薄など市民の日常生活への影響も大きくなっている。これに対し企業からの支援策の発表も相次いでいるが、特に今回は子供向けのコンテンツの無料提供の動きが顕著なようだ。一方産業面では、観光や小売、飲食業等が特に大きな影響を受けている。通常の企業運営においても面会や通勤の場がリスク視され、サーモグラフィやWeb会議ツールの活用、テレワークの実現などテクノロジーによるリスク回避策への注目が高まっている。