フジテックスなど3社は、企業のサプライチェーンマネジメントにおける現状診断および改善に向けた実証実験を開始した。現場の知見と配送ネットワーク、AI技術を融合した次世代ソリューションを開発する。
フジテックスは2026年11月4日、セルフィットおよびNexgen Japanと連携し、企業のSCM(サプライチェーンマネジメント)における現状診断および改善に向けた実証実験を開始したと発表した。
「2024年問題」をはじめとする物流現場の逼迫(ひっぱく)や、改正物流効率化法への対応などにより、企業においてSCMの見直しが急務となっている。同実証実験は、3社の知見を連携させることで企業の物流やSCMの現状と課題を可視化し、改善施策の検討から実行までを一貫して支援するサービスを検証するものだ。
フジテックスは、物流や産業分野における長年の実績をベースに、資材や設備、運用面の実課題を抽出し、現場で運用可能な改善策を導き出す。
セルフィットは、次世代配送インフラの構築やラストワンマイル領域の現場ノウハウを強みとしている。荷主側だけでなく、配送現場の制約や動きまで見据えた実践的な分析が可能だという。
Nexgen Japanは、ロジスティクス分野に特化したAI(人工知能)開発力とデータ分析基盤を軸にシステムを構築する。現場に散在する複雑なデータを、経営層が直感的に判断できる仕組みへと整理する。
専門3社の知見を掛け合わせることで、データ上の数値追求にとどまらない現場の実情に合った分析を行い、経営層が素早く判断を下せる実用的な仕組みを作るとしている。
同実証実験では、主にAIによるSCMの経営診断と改善策の提示などに取り組む。サプライチェーン全体を診断してボトルネックを特定し、実際の現場データに基づいた現実的な改善策を提案するとともに、運用の定着まで現場に伴走する。
また、CLO(物流統括管理者)向けダッシュボードの開発も進める。物流現場の多様な状況を踏まえ、複雑なデータを分かりやすく整理し、経営層がSCMの現状を把握して意思決定に生かせる仕組みを検証するという。
さらに、改正物流効率化法への対応に向けた支援も行う。同法で把握が求められる荷待ち時間、荷役時間、積載率の3指標に加え、自社特有の経営課題に応じた数値を可視化する。定期報告に向けたデータの自動集計から報告書作成までの負担を減らす体制も整える。
フジテックスは今後の展開として、物流現場のデータを利用した効果検証を進めるとともに、2026年12月からSCMの経営診断およびダッシュボード活用のための「物流DX(デジタルトランスフォーメーション)アセスメント」を開始すべく準備を進めている。併せて、共に実証実験に取り組む企業を募集するとしている。
※本記事は制作段階で生成系AIを利用していますが文責は編集部に帰属します(ITmedia AI倫理ポリシー)。
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カルビーが挑むジャガイモ収量の限界――自社開発AIでサプライチェーン最適化Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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