ロボトム氏の社長就任記者会見に併せて、AI Innovation LabとTech Rally Residency Tokyoの見学ツアーも開催された。
AI Innovation Labは、顧客企業やパートナー企業に向けて、AIやエッジコンピューティングなどの技術を活用したソリューションを紹介するとともに、技術検証や顧客支援を行う施設だ。
同施設内には、プレゼンテーションやデモを行う「ソリューションシアター」と、業界別の5つの展示ゾーンが設けられている。国内外のAIソリューションを紹介し、ライブデモを通じて具体的な活用方法を体験できる。
見学ツアーでは、生成AIを活用したデジタルヒューマン「Aine(アイネ)」のデモが披露された。Aineは、デル・テクノロジーズが社内で設計/実装したもので、同社の製品やサービス、ソリューションに関する情報を参照しながら、自然言語による質問に応答する。日本語をはじめ、100以上の言語に対応しているという。
デモでは、日本語でのあいさつや英語による質疑応答に加え、某TVドラマでもおなじみのアゼルバイジャン語で大手町周辺の名所を紹介する様子も披露した。
デジタルヒューマンの活用事例として、米国テキサス州アマリロ市の行政窓口に導入された「Emma」も紹介された。同市では、多様な言語を使用する住民への対応に活用されており、行政サービスへのアクセス向上や窓口業務の負担軽減などに役立てられている。
また、ヘルスケア分野のデモでは、国内AI企業のayumoが開発した、カメラ映像から歩行時の運動機能を解析するAIソリューションを紹介した。カメラ付き端末の前を歩くだけで、歩行速度や歩幅、左右の歩幅の均等性、歩数などを解析し、ロコモティブシンドローム(運動器症候群)や転倒リスクなどの評価を支援する。建設業や物流業など、身体的な負荷が高い職場における従業員の健康管理や、転倒リスクの把握といった用途も想定している。
その他、製造業向けの展示ゾーンなども設けられていた。AI Innovation Labでは、今後、展示内容の大幅なリニューアルも予定しているという。
一方、Tech Rally Residency Tokyoは、法人向けPCやワークステーション、ディスプレイ、周辺機器などを展示し、来場者が実機に触れて操作性や機能を確認できる施設だ。ロンドン、ミラノ、東京の3拠点で展開しており、アジアでは東京が唯一の独立した施設となっている。
施設内には、最新のノートPCやワークステーション、カーブドモニター、マウス、オーディオ機器などを展示。製品を所定の位置に置くと、ディスプレイに製品情報や詳細を表示する紹介用デモ機材も設けられている。
また、サステナビリティに関する展示スペースでは、再生素材のサンプルや、再生素材を使用したアクセサリー、バッグなども紹介されていた。
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