WOGOは、板金/切削部品の製造性チェックに使える資料「加工限界チェック基本ルール一覧」を無料公開した。全33項目の名称や対象加工分野、確認の目的をまとめており、設計者教育や社内チェックリストの整備などに活用できる。
WOGOは2026年9月15日、板金/切削(フライス、旋盤)部品の加工限界チェック項目33件をまとめた資料「加工限界チェック基本ルール一覧」を無料公開したと発表した。同社のWebサイトからフォームで申し込むと、PDF形式で取得できる。
出図前に部品を製造できるか確認する製造性チェックでは、加工限界や設備の制約に関する判断基準が、熟練した設計者や生産技術者の暗黙知になりやすい。WOGOの顧客調査では、設計者がレビューや検図に費やす時間は1人当たり月約32時間とされ、検図を担える人材の育成には1.5〜3年かかるとの声があった。
同資料は、WOGOが製造企業や加工の専門家との議論を通じて整理してきた検図観点から、板金/切削加工に関する基本的な33項目を抽出した設計チェックリストだ。検図コンサルティングを手掛けるA&Mコンサルトとの協業で制作した。
内訳は板金18項目、フライス9項目、旋盤6項目。項目ごとに、穴の変形や破れ、曲げ部のクラック、精度低下、工具や型の破損など、何を防ぐために確認するのかを記載した。アセンブリ向けのルールや個社対応の項目は含まれない。
無料資料で公開するのは、各項目の名称、対象加工分野、確認の目的までで、判定式や判定ロジック、しきい値は含まれない。適切なしきい値は加工機や材料、各社の基準、加工を依頼するサプライヤーによって異なるためだ。これらのルールは、具体的なしきい値とともに、同社の3D CAD用アドイン「Hacadly(ハカドリー)3D検図」にも組み込まれている。契約時には、各社の設備や基準に合わせたしきい値の調整にも対応する。
3D形状で過去の設計資産を横断検索、重複部品の新規設計防止へ
自然言語や画像から3D CADモデルを生成、資金調達で開発と海外展開を加速
「なぜ図面を変えたのか」を蓄積、検図で生まれる設計ノウハウを企業資産に
過去案件探しを平均30分から約10分に、3D類似形状検索で検索の属人化を解消
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