松風、東ソー、三井化学、Orbrayは、歯科補綴物の作製時に発生するジルコニア廃材をリサイクルする検証を開始した。2028年度の実用化を目指す。
三井化学は2026年5月21日、松風、東ソー、Orbrayと共同で、ジルコニア製の歯科補綴物の作製過程で発生するジルコニア廃材のリサイクル検証を開始したと発表した。2028年度の実用化を目指す。
今回の実証では、松風が販売したジルコニア製品の廃材を回収し、東ソーが独自のジルコニアリファイン技術で原料に再生する。さらに、Orbrayが再生原料からブロックを成型して製品化し、三井化学が運営支援などを担当する。
各社は、主なユーザーとなる歯科技工所の協力を得ながら、歯科向けジルコニア廃材の循環スキームの確立を目指す。この取り組みを通じて、歯科業界におけるサーキュラーエコノミーの推進と、持続可能な環境づくりへの貢献を図る。
審美性と高強度を両立するジルコニア製の歯科補綴物は需要が拡大しているが、歯科技工所でディスク状の材料から切削加工される際、未使用部分が廃棄される課題があった。
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