マクニカとシーメンス、製造業DX基盤の社会実装に向けて協業：製造マネジメントニュース

マクニカとシーメンスは、製造業のDX推進を目的に、シーメンスのDXプラットフォーム「Xcelerator」の社会実装に向けて協業する。マクニカは、Xceleratorに含まれるクラウドPLMツールやMOMツールの導入を支援する。

[MONOist]

　マクニカとシーメンスは2024年8月27日、製造業のDX推進を目的に、シーメンスのDX（デジタルトランスフォーメーション）プラットフォーム「Xcelerator」の社会実装に向けて協業すると発表した。

　マクニカは、PLM（製品ライフサイクルマネジメント）をDX推進の鍵として位置付けており、さまざまな企業に対して、Xceleratorに含まれるクラウドPLMツール「Teamcenter X」の導入を支援する。

　また、マクニカのローコードプラットフォーム「Mendix」とTeamcenter Xを組み合わせることで、中量産市場向けに、より導入しやすいソリューションの構築を図る。

　製造プロセス全体のデジタル化に向けて、設計と製造を連携させるMES領域も支援する。特に、シーメンスのMOM（製造オペレーション管理）ツール「Opcenter」を中心に、最新のセンシングデバイスや半導体を用いて、CPS（サイバーフィジカルシステム）に向けた要素を提供する。

　協業の内容は、目的設定と課題抽出、Fit＆Gap分析とTo Beモデル検討、プロジェクト計画策定サポートなどを行う「コンサルティングサービス」、OOTB導入と環境構築、TCX実装と初期運用確認、既存データ移行サポートなどを行う「システムインテグレーションサービス」、システム普及サポートおよびトレーニングなどを行う「オペ―レーションサポートサービス」の3点だ。

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