電子工作初心者の記者が全集中の呼吸でRaspberry Pi(ラズパイ)に挑む本連載。今回は、いよいよLチカがフィナーレ(?)を迎えます。
この記事は、2024年7月16日発行の「FA メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。
電子工作初心者の記者が全集中の呼吸でRaspberry Pi(以下ラズパイ)に挑む本連載。今回は、いよいよLチカがフィナーレ(?)を迎えます。
ラズパイを使ったLチカは電子工作の初歩としても扱われ、インターネット上にもたくさんの先例があります。多くは1ページくらいでさらっと紹介される程度なのですが、私の場合は業務と娘の相手の合間を縫って取り組み始め、既に半年ほど経過しています。
秋葉原にラズパイを探しに行った時はまだ冬で、コートを着ておりました。それが季節は移り、既に東京では猛暑日を記録し、あまりの暑さに外出時は命の危険を感じるほどです。早朝にラズパイと向き合うことが多いのですが、かつては夜も明けきらぬ状況だったのが、今では日の出も早まり、早朝とはいえもう外はカンカン照りです。
この半年の間に皆さんにはどんな変化がありましたか。
この間、私の娘は3歳になり、幼稚園にも入りました。いっちょ前に口答えもするようになりました。
NHK教育テレビの長寿番組「おかあさんといっしょ」で流れる人気曲「からだダンダン」にはまったく反応しなくなり、今では女児向けアニメの人気シリーズである「プリキュア」に一直線(アニメ「パウ・パトロール」ブームは続いています)です。
その影響をもろに受けた私の脳内は現在、最新シリーズ「わんだふるぷりきゅあ!」のオープニングテーマ曲「わんだふるぷりきゅあ!evolution!!」が無限ループで再生されています。「モーニン朝一番の ピカピカ太陽〜」(冒頭の歌詞の一部)。正直、あのテンポ、嫌いじゃないんです。
で、本題は私の子育て日誌、ではなく、ラズパイのLチカでした。
前回、私はLチカを行うためにPythonでプログラミングに挑戦しました。聞こえはいいかもしれませんが、その内実は金丸隆志氏の書籍「RaspberryPiで学ぶ電子工作」(以下、同書)に掲載されたプログラムを見たままに打ち込んだ、です。タイプミスなどがありながらも、一応は完成した(はずでした……詳細は後述)ところまでを紹介しました。
今回は、そのプログラムを使って実際にLチカに挑みます。
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