Skillnoteのクラウド型スキルマネジメントシステム「Skillnote」を、大手環境試験器メーカーのエスペックが導入した。拠点横断型の人材育成や教育課程の可視化に活用する。
Skillnoteは2024年4月24日、同社のクラウド型スキルマネジメントシステム「Skillnote」を、大手環境試験器メーカーのエスペックが導入したと発表した。
エスペックでは製品数の増加に伴い、アフターサービスを提供するフィールドエンジニアに必要なスキル数が増加し、多能工化の必要性が高まっている。このため、人材育成の体制強化を推進している。
従来は拠点ごとにスキルや資格、教育履歴を管理していたため、全社的なスキル保有状況や教育の進捗状況を一元的に把握するのが難しかった。また、これらの情報は表計算ソフトや紙で管理することが多く、管理作業の効率化が求められていた。
エスペックのアフターサービス本部では、こうした課題に対し、拠点横断の計画的な人材育成や教育課程の可視化を目指して、Skillnoteの導入を決定した。
Skillnoteは、製造業の特性を理解したスキル管理の仕組みを持ち、スキルと教育情報を一元管理できる。また、スキルの可視化によって計画的な人材育成が可能で、今回の導入ではこれらの特徴が評価された。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.